死の淵を彷徨うケガから回復…GKセルヒオ・リコを迎えるPSGファンの喝采

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今年5月に発生した事故のため、一時は生死の境を彷徨っていたパリ・サンジェルマンの元スペイン代表GKセルヒオ・リコ。

5月28日に乗馬をしていたところ、不運にも馬に首を蹴られるという事故に遭遇。それによって3週間に渡って昏睡状態に置かれ、命の危険もあると言われる状況となった。

しかしそれからおよそ3ヶ月に渡る入院の末、見事にこの大怪我を克服。8月には退院することに成功し、ピッチに復帰することを目標にリハビリを続けている。

そんな彼が今回、UEFAチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン対ニューカッスル・ユナイテッドの前にホームスタジアムのパルク・デ・プランスに登場した。

スタジアムでセルヒオ・リコが紹介されると、パルク・デ・プランスに詰めかけたパリ・サンジェルマンのサポーターからは「セルヒオ・リコ!」のコールと応援歌が…。

その光景を見てセルヒオ・リコも感激した表情を浮かべていた。

セルヒオ・リコ

「故郷パルク・デ・プランスに戻って、チームメイトとの時間を過ごすことができた。とても幸せだった。

今夜の皆さんの歓迎に感動させられた。溢れんばかりの感情を与えてくれた。本当にありがとう!」

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残念ながら、このパリ・サンジェルマン対ニューカッスル・ユナイテッドの試合ではVARでの劇的なPK判定が誤審ではないかと問題になっているほか、パリ・サンジェルマンのサポーターがニューカッスルのファンを襲撃するという事件も発生。セルヒオ・リコも心を痛めているだろう。