歌手の藤あや子、マジシャンのMr.マリックが29日、都内で行われたA-PAB(放送サービス高度化推進協会)の「スゴいぞ、4K・8Kキャンペーン発表会」に登壇した。

左からMr.マリック、ヨンハチさん、藤あや子

12月1日に開始5周年を迎えるBS4K8K。これを機に、BS4K8Kの知名度の向上、さらなる普及促進を図るため、キャラクター「ヨンハチさん」を制作。A-PABでの広報活動や、BS4K8Kの各放送事業者の協力を得て、キャンペーン番組等に登場するほか、大手家電流通協会と全国電機商業組合連合会の協力により、テレビ売場、テレビコーナーで、キャラクターグッズなどによる販売促進も目指す。また、A-PAB 4K番組アワードの開催も発表された。

そして、今回の発表会には、BS朝日4K『人生、歌がある』(毎週土曜19:00〜)でサブ司会を務める藤あや子、BS朝日4K『スーパー4Kマジック』(12月10日21:00〜)に出演するMr.マリックがスペシャルゲストとして登場。マリックはシャンパンのコルクを手を触れずに抜くマジックと、会場で藤が選ぶトランプを事前に予想するというマジックを披露し、会場を沸かせた。

藤は「4K放送が始まるというときは、歌手仲間同士で『どうしよう……細かく映っちゃうんじゃないの?』と映りを気にしておりました、正直」と明かしつつ、「実際に始まってみると、全体を通して映像がすごくキレイで、『人生、歌がある』は照明やセットといった演出が凝っておりますので、それがより美しく映って、歌の世界にスムーズに入っていくことができます」と充実した表情を浮かべた。

一方のマリックは、今回が第9弾となる『スーパー4Kマジック』初期のエピソードとして、「収録を終えて、『うまくいったな』と思っていたら、スタッフの方から『全部見えてますよ』と言われて。『何が見えてましたか?』と聞いたら、『全部クリアに映ってます』と(笑)。真っ黒の中に黒いものを置いてても普通は見えないんですけど、(4Kは)はっきりと見える」と告白。しかし、「それから4K用にマジックを作り直しました。だけど、それが良かった。マジックっていうのは時代に合わせて作っていくものなので、そこも研究になりましたから」と、前向きに捉えたようだ。

発表会では、NHK・民放5局の編成担当者がイチオシ番組をプレゼンテーション。NHK BSP4K『はるかなる古代文明』(12月9日18:00〜)、 BS日テレ4K『北川景子が行くアート旅!』(12月24日17:00〜)、BS TBS4K『〜迷湯パラダイス〜湯かりの人』(12月10日21:00〜)、BSテレ東4K『上田晋也アートスペシャル バンクシーから読み解く“分断の世界2023”』(12月30日20:54〜)、BSフジ4K『巨大魚・秋の陣2023』(12月3日12:00〜)などの番組をアピールした。