本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平が「2番・DH」で先発

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発し、4打数1安打3三振、1四球だった。チームは7-9で敗戦。大谷は一発ならサヨナラの場面で空振り三振に終わり、敵将は「リーグ最高の打者からあんなふうにアウトを取ったんだから」と投手を称賛した。

 7-9の9回無死一、二塁。本塁打ならサヨナラ3ランの場面だった。大歓声の中、打席に立ったのは大谷だ。満塁策の可能性もあったが、相手ベンチの選択は勝負。しかし、25歳の右腕マット・ブラッシュに空振り三振を喫した。マリナーズは後続を切って逃げ切り。両軍合わせて7本塁打が飛び出した試合を制した。

 ワシントン州地元放送局「ルート・スポーツ」の試合後番組では、スコット・サービス監督が会見。「ブルペンが素晴らしい仕事をしてくれた。試合終盤のマット・ブラッシュほど刺激的なものもなかった」と振り返り、「リーグ最高の打者からあんなふうにアウトを取ったんだからね」と大谷から奪った三振を称えた。

 さらに「彼(ブラッシュ)にとって自信を高める非常に大きな経験になるだろう」とコメント。球界を代表するスーパースターを抑え、ご機嫌な様子だった。

(THE ANSWER編集部)