展開一つで出番がありそうなドライゼ(昨年6月、撮影:高橋正和)

写真拡大

 新潟10Rの柳都ステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1800m)は伏兵のドライゼ(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)で高配当を狙う。

 現級では6着、6着、6着、13着と、着順だけを見ると苦戦続き。ただ、ここ2戦は決して悲観する内容ではない。今回と同舞台の前々走は中団後ろから渋太く脚を使って0秒6差の6着。後に現級を勝つキャリックアリード、カラフルキューブからはそれぞれ0秒5差、0秒4差だった。また、前走は直線で前が詰まったので、3秒2差の13着でも参考外。それどころか、直線に向いた時点では手応え十分だったので、スムーズなら掲示板争いできた可能性もある。

 今回は現級で連対実績のある馬が2頭だけという低調なメンバー構成。前に行きたい馬が揃ったのも好材料なので、無欲の追い込みが届いても決して驚けない。