チャーチルダウンズ競馬場(C)netkeiba.com

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 短期間に12頭の馬が調教中やレース中に死亡したことを受け、原因究明等のためレース開催を休止しているチャーチルダウンズ競馬場が、9月14日から競馬開催を再開することがわかった。『CBS NEWS』など複数の米国メディアが報じている。

 チャーチルダウンズは、ケンタッキーダービーなど多数のビッグレースを開催し、アメリカ有数の規模を誇る競馬場。今年6月、短期間で多数の馬が死亡したことを受け、6月7日分から競馬開催を休止していた。

 報道によると、馬場管理を強化するほか、獣医師による監視の強化、そして騎手の代表、競馬場職員、獣医師などで構成される安全管理委員会を設立するという。

 チャーチルダウンズ株式会社のCEO(最高経営責任者)であるビル・カースタンジェン氏は31日、取材に対して「再びレースを再開できることは喜ばしい」とコメント。続けて「9月の開催にあたり、安全への取り組みは最優先だ。関係者やファンに対し、再発防止に向けて調査や改善をし続けることを約束する」と述べた。