レパードSに出走予定のエクロジャイト(c)netkeiba.com

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 今年で15回を数える3歳限定のダート重賞。創設当初は人気決着が多く、第1回から8回連続で1・2番人気のいずれかが勝利していたが、第9回以降は様相が変わって波乱が多くなっている。

1.先行力は必須

 過去10回で、4角1番手の馬は[2-4-1-3]で複勝率70.0%。また勝ち馬10頭中、6頭は4角3番手以内だった。小回り平坦コースなので後方に置かれると勝ち負けに加われないことが多い。

2.前走1勝クラスは苦戦

 過去10回で、前走が1勝クラス(500万下)だった馬は[0-3-0-31]で複勝率8.8%しかない。前走でユニコーンSやジャパンダートダービーといった重賞を経験していた馬か、2勝クラスを勝ってきた馬が中心になることが多い。

3.キャリア数に注目

 過去10回で、キャリア5戦以下だった馬は[0-3-2-28]で複勝率15.2%、10戦以上の馬は[1-1-1-25]で複勝率10.7%。好走馬の多くはキャリア6~9戦の馬だった。

 エクロジャイトは前走の鳳雛Sを逃げ切って勝利。近走成績からして、一周条件でしぶとさを活かす走りは合っており、重賞のここでも期待は十分。