母は米G1覇者＆甥はコントレイル 連勝中の良血馬がレパードSに参戦予定

　未勝利戦→1勝クラスと連勝中のミスティックロア(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)でJRA重賞初制覇を目指す。

　ミスティックロアは父Arrogate、母Folklore、母の父Tiznowの血統。母が05年BCジュヴェナイルフィリーズの覇者なら、甥は20年に牡馬3冠を制するなどGI・5勝のコントレイル。まさに矢作厩舎ゆかりの血統といえる。

　ここまで3戦2勝。デビュー戦だった2月の経験馬相手の未勝利戦はアタマ差の2着だったが、続く未勝利、1勝クラスを連勝。とりわけ前走は全く危なげなく、2着に3馬身差の大楽勝だった。血統的にもダート界の頂点を狙える器だけに、ここは重賞初挑戦でも通過点にしたい一戦となる。