エルムSに出走予定のオーソリティ(撮影:下野雄規)

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 オーソリティに注目したい。昨年の宝塚記念で除外になって以来の再始動戦で好発進なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■8/6(日) エルムS(3歳上・GIII・札幌ダ1700m)

 オーソリティ(牡6、美浦・木村哲也厩舎)は一昨年のアルゼンチン共和国杯など国内でGIIを3勝、昨年2月にサウジアラビアでG3のネオムターフCを勝っており、今回のメンバーに入れば実績断然のオルフェーヴル産駒。昨年の宝塚記念除外後に骨折が判明して長期休養しており、当初はエプソムCからの始動を予定していたが、回避してここへスライドしてきた。初ダートでどのような走りを見せるか。鞍上はC.ルメール騎手。

 ペプチドナイル(牡5、栗東・武英智厩舎)は6月の大沼Sを3馬身差で制すと、続くマリーンSも3馬身半差で完勝。3歳時に3連勝した実績を持つ素質馬が完全に勢いを取り戻した。ローカル1700mは合っているようで、一気の3連勝も十分期待できそう。鞍上は富田暁騎手。

 その他、昨年の名古屋グランプリなど重賞2勝のペイシャエス(牡4、美浦・小西一男厩舎)、再転入後3連勝中のワールドタキオン(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)、前走でアハルテケSを圧勝したタイセイサムソン(牡5、美浦・奥村武厩舎)、国内外の重賞で好走しているセキフウ(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。