オーギュストロダン(写真は愛ダービー出走時、提供:Racingfotos Ltd)

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 現地時間29日、イギリスのアスコット競馬場でキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(3歳上・英G1・芝2390m)が行われた。

 レースはゴール前の叩き合い制したJ.クローリー騎手騎乗のフクム(Hukum、牡6、英・O.バローズ厩舎)が、2着のウエストオーバー(Westover、牡4、英・R.ベケット厩舎)にアタマ差をつけて優勝。重賞8勝目を飾った。勝ちタイムは2分33秒95(稍重)。

 なお、オーギュストロダン(Auguste Rodin、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は直線を前にして大きく失速し、そのまま最下位の10着に敗れている。

 オーギュストロダンは父ディープインパクト、母ロードデンドロン、母の父Galileoという血統で、ディープ最終世代の一頭。英ダービー、愛ダービーと連勝し、同産駒は初年度から全13世代クラシック制覇の偉業を達成していた。