協立電機<6874.T>が4連騰し年初来高値を更新している。8日の取引終了後、23年6月期の連結業績予想について、売上高を325億円から330億円(前期比16.5%増)へ、営業利益を17億5000万円から22億円(同45.6%増)へ、純利益を12億円から15億円(同41.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を65円から70円(前期55円)へ引き上げたことが好感されている。

 前年末から続いている景況感の回復に伴い、製造業における設備投資意欲が依然として旺盛であることに加えて、利益確保を最重要項目として採算性向上を推進する営業施策を推進していることが寄与する。

 同時に発表した第3四半期累計(22年7月~23年3月)決算は、売上高256億4700万円(前年同期比18.5%増)、営業利益19億3100万円(同46.2%増)、純利益13億1000万円(同40.7%増)だった。

出所:MINKABU PRESS