メーガン妃がポッドキャスト「アーキタイプ」を更新した。今回の話題は「”気が狂っている”という偏見」とメンタルヘルス。妃はリスナーに向かって「気が狂っている、ヒステリー、頭が変と言われたことがある人は手を上げてみて」「ちなみに私もそう。こういうレッテルが私たちの文化にどれだけ浸透しているかを考えると(手を上げている人が多くても)不思議ではない」と大胆に語り始めた。

番組の中で妃は「自分が最悪の状態だったとき」についても告白。具体的な時期は明らかにしていないが、ロイヤル時代について振り返ったオプラ・ウィンフリーとのインタビューで言っていた「これ以上生きていたくないと思った」頃だったと見られている。助けてくれたのはヘンリー王子。セラピストを紹介してくれたという。「夫が見つけてくれた人にやっと繋がれたのを覚えている」「電話をかけたときセラピストの女性はそれが私だということも知らなかった。彼女はスーパーで買い物をしているところだった。背後でレジの小さな音が聞こえていた」「私が自己紹介すると彼女から『待って、あなたはどなた?』と聞かれた。私は『助けてください』と答えた。彼女は私が切迫した状態にあるのを聞き取れた」。

この日のゲストの1人は俳優のコンスタンス・ウー。彼女は最近、2019年に自殺を図ったことや、新人だった頃に番組のプロデューサーからセクハラを受けたことを明かしている。ポッドキャストでは自殺未遂事件について話しながら泣き出してしまった。すると妃は「世界でもっとも狂っているのはすべてを心の中にしまっておくこと。だから泣くのは美しいと思う」「私は違う種類の落ち着いた振る舞いをするように慣らされている。泣くのが大好きだけれど。あなたはリラックスして思い切り吐き出していい」。

妃は「気が狂っている」と発言した人物を特定してはいないけれど、王室関係者に言われたと匂わせているとイギリスマスコミは見ている。メンタルヘルスについて語りつつロイヤル時代の出来事について仄めかすのも忘れない妃。またしても王室内で波紋を呼び、物議を醸しそう。