ゴールデンカムイ展(公式サイトより)

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マンガ「ゴールデンカムイ」の連載完結を記念した展示会が開催中だ。ツイッターでは「平日昼なのに開場前から数百の行列」「すごい並んだ!!」などと、その盛況ぶりが話題になっている。中でも人気企画「鶴見ナイト」や「脱獄王 白石ナイト」の開催日は、「大混雑」だという声があがっている。

ゴールデンカムイ展東京実行委員会は2022年5月24日、これらの人気企画の開始時間を前倒しにすると発表した。

開始時間を2度変更

マンガ「ゴールデンカムイ」は、明治後期の北海道を舞台とした作品。網走監獄の死刑囚が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりを求め、主人公たちが北海道や樺太を駆け回る。

週刊ヤングジャンプ(集英社)で14年に連載を開始し、22年4月28日発売号で完結した。既刊29巻までのシリーズ累計発行部数1900万部を超える(22年4月時点)。さらには文化庁の主催する「第24回文化庁メディア芸術祭」においてマンガ部門でソーシャル・インパクト賞を受賞するなど、大ブームを巻き起こした作品として知られる。

同作のイラストや資料を展示する「ゴールデンカムイ展」が22年4月28日から6月26日にかけて、東京ドームシティで開催されている。

展覧会では毎週、火曜夜に「鶴見ナイト」、木曜夜に「脱獄王 白石ナイト」という展示企画を行っており、人気を博している。火曜や木曜に来場すると、対象キャラクターのお面がもらえるほか、フォトスポットでの撮影を楽しむことができる。ツイッターではお面をつけて楽しんだとする来場者の声も多く投稿されている。

この反響を受けて、ゴールデンカムイ展東京実行委員会は12日に、両企画の開始時間を17時から16時に前倒し。さらに23日には、再度時間の変更を公式サイトで発表した。

「5/24(火)以降の『鶴見中尉ナイト』『脱獄王 白石由竹ナイト』は多くのお客様にご入場いただくため、開始時間を16時から15時に変更します。ご入場までお待ちいただく場合や、参加人数に限りがあるため、当日ご来場されても入場できない場合があります。詳しくはこちらをご確認ください」

ファンからは「もうナイトって時間じゃない(笑)」「大盛況でなにより」「めちゃめちゃサービスしてくれるやん大好き」といった声が寄せられた。