都道府県別スイーツ調査 - ″甘さしっかり派″1位は静岡、″甘さ控えめ派″は?
ひとえに「スイーツ」と言っても、そのジャンルや種類はさまざまで、それを愛する人の好みもさまざまだ。そこには、住んでいる地域の食文化や気温などの環境も影響しているのかもしれない。洋生菓子を製造・販売するモンテールが発表した、「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2022」より、本稿では都道府県ごとのスイーツの好みなどを紹介する。
この調査は、インターネット上で実施し、3カ月に1回以上スーパー・コンビニスイーツを購入する人を47都道府県より約200人ずつ抽出、合計9,391人を対象に行ったもの。
○西は「甘さしっかり派」、北は「甘さ控えめ派」
都道府県別に甘さの好みを見ると、「甘さしっかり」を最も好むのは、全体(59.1%)より5.4ポイント高い64.5%の「静岡県」だった。
2位には「スイーツ好き」1位の「愛媛県」(63.5%)などがランクインしている。
最も「甘さ控えめ」を好むのは、「岩手県」(49.5%)で、全体(40.9%)より8.6ポイント高い結果に。次いで2位は「富山県」(47.0%)、3位は「三重県」(46.5%)と続いた。
エリア別に甘さの好みを見ると、「近畿」(60.3%)が最も「甘さしっかり派」が多く、僅差で2位「中国・四国」(60.2%)、3位は「関東」(60.1%)となった。 [図29]。「甘さ控えめ派」が最も多いエリアは「北海道」(45.5%)。2位は「東北」(43.5%)、で、寒冷地域では控えめな甘さが好まれる傾向にあるようだ。
○ホイップ好き? もしくはカスタード?
クリームの好みについて都道府県別ランキングのトップ5をみると、「ホイップクリーム」好きは「青森県」が55.0%で1位に。2位には「⾧野県」(54.5%)、3位には同率で「岐阜県」「愛知県」「和歌山県」(53.5%)と、東北地方、中部地方の県がランクインする結果になった。
「カスタードクリーム」好きは、1位「大分県」(59.5%)、2位「沖縄県」(58.5%)、3位「兵庫県」(57.5%)、4位「大阪府」(55.0%)、5位「宮崎県」(54.8%)。九州・沖縄、近畿の府県がトップ5となった。
○好きなフレーバーでわかる地域の特徴
スーパー・コンビニのスイーツ全般について好きなフレーバーを尋ねたところ、「バニラ」(60.4%)、「チョコ」(51.4%)、「ミルク」(50.0%)が、4位以下に大きな差をつけて全国ではトップ3に。4位の「苺」(33.3%)、5位の「チーズ」(30.2%)も3割以上の人が好きと回答した。
都道府県別にみると、全国で最も人気のフレーバーに選ばれた「バニラ」が好きな人が一番多いのは「⾧崎県」(70.5%)で、7割と高い支持を得ている。
「チョコ」は「沖縄県」(61.5%)で、「ミルク」は「東京都」(58.0%)で特に好まれているようだ。
「沖縄県」がトップになったのは「チョコ」のほか、「苺」(41.0%)、「チーズ」(42.0%)。特に「チーズ」は2位「新潟県」(36.0%)との差が6.0ポイントで、1位・2位の差が最も開いた項目となった。全体の30.2%と比べると11.8ポイントも高く、沖縄県では特に「チーズ」を好む人の割合が高い。
「桃」は、「京都府」での人気が高く、全体の17.0%と比較して27.0%と、10ポイントも高い結果となりました。また、「バナナ」(21.0%)、「マンゴー」(20.0%)、「レモン」(15.0%)でも1位となっており、京都府ではフルーティーなフレーバーを好む人の割合が高いといえる。
「福井県」は、和菓子や水ようかんの人気もあってか、「あんこ」でトップに。また「メープル」(34.0%)も人気が高く、自然な甘みを好む割合が高いのかもしれない。
「千葉県」は「コーヒー」(30.5%)、「さくら」(13.5%)のランキングで首位となり、香りが特徴的なフレーバーを好む人が多い。
「紅茶」好きは、別荘地として有名な軽井沢のある「長野県」(26.0%)で多く、「抹茶」好きは、美食の地として知られる「石川県」(34.0%)で多いなど、地域の特徴が感じられる。
「抹茶」の名産地である「京都府」も32.0%で5位にランクイン。「かぼちゃ」好きで1位となった「北海道」(24.0%)は、かぼちゃの収穫量が日本一の名産地であり、地元の味を愛する様子も伝わってくる結果となった。
この調査は、インターネット上で実施し、3カ月に1回以上スーパー・コンビニスイーツを購入する人を47都道府県より約200人ずつ抽出、合計9,391人を対象に行ったもの。
都道府県別に甘さの好みを見ると、「甘さしっかり」を最も好むのは、全体(59.1%)より5.4ポイント高い64.5%の「静岡県」だった。
2位には「スイーツ好き」1位の「愛媛県」(63.5%)などがランクインしている。
最も「甘さ控えめ」を好むのは、「岩手県」(49.5%)で、全体(40.9%)より8.6ポイント高い結果に。次いで2位は「富山県」(47.0%)、3位は「三重県」(46.5%)と続いた。
エリア別に甘さの好みを見ると、「近畿」(60.3%)が最も「甘さしっかり派」が多く、僅差で2位「中国・四国」(60.2%)、3位は「関東」(60.1%)となった。 [図29]。「甘さ控えめ派」が最も多いエリアは「北海道」(45.5%)。2位は「東北」(43.5%)、で、寒冷地域では控えめな甘さが好まれる傾向にあるようだ。
○ホイップ好き? もしくはカスタード?
クリームの好みについて都道府県別ランキングのトップ5をみると、「ホイップクリーム」好きは「青森県」が55.0%で1位に。2位には「⾧野県」(54.5%)、3位には同率で「岐阜県」「愛知県」「和歌山県」(53.5%)と、東北地方、中部地方の県がランクインする結果になった。
「カスタードクリーム」好きは、1位「大分県」(59.5%)、2位「沖縄県」(58.5%)、3位「兵庫県」(57.5%)、4位「大阪府」(55.0%)、5位「宮崎県」(54.8%)。九州・沖縄、近畿の府県がトップ5となった。
○好きなフレーバーでわかる地域の特徴
スーパー・コンビニのスイーツ全般について好きなフレーバーを尋ねたところ、「バニラ」(60.4%)、「チョコ」(51.4%)、「ミルク」(50.0%)が、4位以下に大きな差をつけて全国ではトップ3に。4位の「苺」(33.3%)、5位の「チーズ」(30.2%)も3割以上の人が好きと回答した。
都道府県別にみると、全国で最も人気のフレーバーに選ばれた「バニラ」が好きな人が一番多いのは「⾧崎県」(70.5%)で、7割と高い支持を得ている。
「チョコ」は「沖縄県」(61.5%)で、「ミルク」は「東京都」(58.0%)で特に好まれているようだ。
「沖縄県」がトップになったのは「チョコ」のほか、「苺」(41.0%)、「チーズ」(42.0%)。特に「チーズ」は2位「新潟県」(36.0%)との差が6.0ポイントで、1位・2位の差が最も開いた項目となった。全体の30.2%と比べると11.8ポイントも高く、沖縄県では特に「チーズ」を好む人の割合が高い。
「桃」は、「京都府」での人気が高く、全体の17.0%と比較して27.0%と、10ポイントも高い結果となりました。また、「バナナ」(21.0%)、「マンゴー」(20.0%)、「レモン」(15.0%)でも1位となっており、京都府ではフルーティーなフレーバーを好む人の割合が高いといえる。
「福井県」は、和菓子や水ようかんの人気もあってか、「あんこ」でトップに。また「メープル」(34.0%)も人気が高く、自然な甘みを好む割合が高いのかもしれない。
「千葉県」は「コーヒー」(30.5%)、「さくら」(13.5%)のランキングで首位となり、香りが特徴的なフレーバーを好む人が多い。
「紅茶」好きは、別荘地として有名な軽井沢のある「長野県」(26.0%)で多く、「抹茶」好きは、美食の地として知られる「石川県」(34.0%)で多いなど、地域の特徴が感じられる。
「抹茶」の名産地である「京都府」も32.0%で5位にランクイン。「かぼちゃ」好きで1位となった「北海道」(24.0%)は、かぼちゃの収穫量が日本一の名産地であり、地元の味を愛する様子も伝わってくる結果となった。