レジ袋削減ポスターの制作発表会を行う小池百合子環境大臣(左)とプロボクサーの亀田興毅選手。(撮影:東雲吾衣)

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2006年6月9日に改正容器包装リサイクル法(改正容リ法)が成立したのを受け、環境省は6日、プロボクサーの亀田興毅選手と連携したレジ袋削減ポスターの制作発表会を、東京都新宿区の協栄ボクシングジムで開いた。発表会には亀田選手と小池百合子環境大臣が出席。小池大臣は「亀田選手の強烈なキャラクターで、環境対策でもチャンピオンになってほしい」と本人を前に熱いエールを送った。

 今回、発表されたポスターは、容器包装廃棄物の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の効果的な推進を目的に制作された。現在日本では、年間で300億枚のレジ袋が使用されており、約60万トンのゴミになっているという。小池大臣は「個人の意識で、1割から2割は削減できると思う」と、布製のバッグなどを利用することで、レジ袋削減に貢献できると期待を込めてコメントした。

 小池大臣から布製のバッグと「もったいないふろしき」を手渡された亀田選手は、「要は、レジ袋使ったらあかん言うことやろ。家から自分で袋持って行けばいいやん。それだけ」と得意の“亀田調”で話し、自らも積極的にレジ袋削減に取り組むことをアピールした。【了】