新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

広島市で初の500人超え、福山市と呉市でも初めて100人を超え県全体では過去最多の997人が

発表されました。

山口和政記者「この部屋には3つのブースが並んでいます。中にはタブレットがあり医師が診断を行います」

県が設置した全国初のオンライン診療センター。

軽症者ホテルの不足を受け増加が懸念される自宅療養者向けに常駐する医師や看護師らがオンラインで診療します。

医師「発熱があって頭が痛いということですね。食欲はありますか?」

自宅療養する陽性者のうちかかりつけ医をもたない若い世代で、発熱やせきなどの症状がある人が対象です。

県内およそ500の薬局と協力し、療養者の自宅まで解熱剤やせき止めなどが届く仕組みになっています。

県医務課 伊東典代課長「入院や外来が必要な場合には(医療機関に)つなぐ体制までつくっていきたいと思うので、安心して療養をしてもらえればと思う」

県は1日最大600人の患者を想定していますが、自宅療養者の人数に合わせ体制を整備するとしています。