生ラムチョップと直出しスパークリングワインの店「ラムと泡」が2021年10月27日(水)東京・新橋にオープン。ヘルシーなラム肉を食べながら、テーブルに設置されたスパークリングワインを思いっきり楽しんできた。

生ラムチョップと直出しスパークリングワインの店「ラムと泡」がオープン以来大人気!


○生ラムと直出しスパークリングが名物

新橋駅の烏森口から徒歩3分ほど、スパークリングワインの瓶やグラスのイラストがあしらわれた洒落た店頭が見えてきた。「ラムと泡」の店名通り、店の売りの1つはラム肉。臭みがなく肉本来の旨みを味わうことができる生ラム肉を使用している。ラム肉は脂肪燃焼を助ける必須アミノ酸の一種・Lカルニチンを含み、低カロリーかつ高たんぱくなので、女性やアスリート、健康志向の方にも人気が高く、メニューに取り入れる飲食店も増えているようだ。

新橋駅から徒歩3分ほどの路地裏にあるおしゃれな店構えの「ラムと泡」


もう1つの特長が、日本初の「直出しスパークリング」。これは、卓上に設置されたサーバーから客が好きな量を好きなだけ注ぎ放題で飲めるというもの。料金は45分555円、終了10分前にスタッフから声をかけてくれるそうで、1回まで延長可能。また、145円を追加すると、アップルビネガー、カシス、トロピカル、グレープフルーツ、ミントなどで味変できて飽きずに飲めるのも楽しい。

まずはスタッフさんにスパークリングワインの注ぎ方を教えてもらった。少しずつゆっくり注ぐのがポイント


スパークリングワインにシロップを加えて味変することで無限に飲めてしまいそうだ


では、実食してみよう。最初はスタッフさんにスパークリングワインの注ぎ方を教えてもらって飲んでみた。結構甘めかなと思いきや、意外とスッキリした飲み口で美味しい。トロピカルのシロップを加えて見ると、ほどよい甘さが加わるから、お酒がそれほど強いない人にも好まれそうだ。おかわりを自分で注いでみたら、なんだかすごく楽しい。

○こだわりのラム肉をこだわりの焼き加減で

2杯目のスパークリングワインを飲んでいると、看板メニューの「生ラムチョップ」が到着。オリジナルのたれに漬けこみ、強火の網焼きで焼き上げた骨つき肉で、柔らかくてジューシー、臭みなんてまったくない。味付けは「スパイス岩塩」「焦がし醤油バター」「モンゴリアンチップ」の3種の味を選ぶことができる。

看板メニューの「生ラムチョップ」はこれ1本でスパークリングワインがどんどん飲めてしまう


さらにここに「フレッシュハーブ3種セット」を自分ですりおろして加えると爽やかなハーブの香りでより肉の味が楽しめる。つけあわせの、チーズと胡桃を混ぜた自家製のパン粉をつけて食べてみると、しっかりした肉の旨味と、ちょっと甘めのパン粉が相まって独特の味がした。尚、「生ラムチョップ」は肉ごとにサイズが違うため、1g75円で大きさごとの価格が黒板に書かれている。

もっと手軽に食べられるのが、「ラム串焼き」(各180円2本から)。「ラム串」「ラムつくね串」「ラムタン串」と3種類があり、どれも柔らかくて旨味たっぷり。

手軽に食べられる「ラム串焼き」もおすすめ


ほかにも、「生ラムカルパッチョ」(580円)、「生ラムバーグ」(600円)といった、新鮮そのものだから美味しいメニューがラインナップ。「生ラムバーグ」は、レアな状態を熱々の石に乗せて食べる。2つあるうちの1つは卵黄を混ぜてユッケ風にして食べるのがポイント。

生ラムだからこその美味しさ「生ラムカルパッチョ」


2つある「生ラムバーグ」のうち1つは卵を混ぜてユッケ風にして食べる


さらに、この日は食べることができなかったのだが、「つるっとラム肉わんたん」(480円)はメニュー名を見ただけでいかにも美味しそうだ。今度来たときには絶対食べよう。

スパークリングワインのすっきりとした味わいと、脂の乗ったラム肉が相性抜群で、ついついグラスを飲み干してしまい、手が自然にサーバーに伸びてしまう。アルコールは9%と高めなので、あっという間にほろ酔い気分になってしまった。オープン以来、連日大人気となっているようなので、満席になる前に早い時間から足を運んでみてほしい。

●information

「ラムと泡」

東京都港区新橋3-15-1 第一大興ビル1F

営業時間:17:00〜23:00(L.O.22:30)

休:無

岡本貴之 おかもと たかゆき 1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」 この著者の記事一覧はこちら