写真=有村架純

 有村架純が19日、都内で行われた『WOWOWオリジナルドラマ 前科者 −新米保護司・阿川佳代−』完成報告会に出席した。

 『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載中の同名漫画(原作・香川まさひと、作画・月島冬二)が原作。罪を犯した前科者達の更生・社会復帰を目指し、向き合い奮闘する保護司の姿を描く。

 主演の有村はその主人公で、新米保護司・阿川佳代を演じる。撮影期間は約2カ月。「濃密な期間を過ごすことができ、充実した気持ちで心が毎日満たされいました。役者たちやスタッフの皆さんの熱量が多くの方に届いたら嬉しい」

 この日はサブタイトルにもなっている「新米」にちなんで、デビュー当時の写真を公開することになった。17歳の写真に「今よりもまゆげが細いですね」とほほ笑む有村は「懐かしいです。幼い顔をしていますね」とやや顔を赤らめた。

 写真は、上京したばかりの頃で「周りは大人だらけでしたので、とんでもない世界に入ってきたなという思いでした。でも自分でやりたいと思ったお仕事に飛び込んだので、強い思いのある当時だったと思います」

 一方で「自分の事を話すのがすごく苦手で、目立ちがりではないけど、なんでこの仕事をしているんだろうと不思議になります」と笑った。

 この日は、前科者を演じる石橋静河、そして岸善幸監督も登壇した。なお、同ドラマは11月20日にスタートする。全6話で毎週土曜夜10時半放送・配信。各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信もされる。