電子レンジで簡単!銀杏の殻を簡単にむく方法と保存方法

レンジで簡単!銀杏の下ごしらえ

銀杏は炒ったり揚げたり、茶碗蒸しや炊き込みごはんに使ったりと、さまざまな調理法で楽しめる食材。ただ、硬い殻をむくのが厄介で、敬遠している人も多いのではないでしょうか。銀杏は、電子レンジを使えば簡単に殻むきができます。薄皮をスルリとむく方法もご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

材料

・銀杏……お好みの量

手順

1. 銀杏にヒビを入れる

まな板にタオルや布巾などを敷きます。

銀杏のつなぎ目を金槌で叩き、ヒビを入れます。

つなぎ目の部分がパカッと割れたり、殻が欠けたりするくらいに、叩いてください。

※銀杏を金槌で叩くときは、手を打たないように気をつけてください。

2. 銀杏を封筒に入れる

殻にヒビを入れたら、封筒に銀杏を入れます。ひと袋に20個程度が目安です。

3. 電子レンジで加熱する

封筒の口を3回折り、電子レンジ600Wで約50秒加熱します。

4. 銀杏の殻をむく

封筒から出し、銀杏の殻をむきます。

ヒビが入った部分をはがすと、簡単に殻がむけます。

5. 薄皮をむく

4で、殻と一緒に薄皮がむけなかった銀杏は、お湯を入れたボウルに浸します。

20分ほどお湯に浸すと、薄皮がスルリとむけます。

6. できあがり

電子レンジで加熱したことで火が通っているので、殻と薄皮をむいたらそのままいただけます。塩を付けてそのままいただいたり、茶碗蒸しや炊き込みごはんなどに使ったりしてください。

コツ・ポイント

電子レンジで加熱しすぎると、銀杏が硬くなり食感が悪くなります。加熱しすぎないように注意してください。

・銀杏の薄皮は、フライパンに油をひいて転がして炒ってもむけます。焦げ目が付き香ばしいため、そのまま塩を付けて食べるのにもってこいですよ。

銀杏の保存方法

殻のまま冷凍保存

銀杏は、殻付きのまま冷凍保存することが可能です。冷凍用ジッパー袋に入れ、空気を抜いて封をします。冷凍庫で1ヶ月程度保存可能。食べるときは、ヒビを入れて電子レンジで加熱して殻をむきましょう。

殻をむいて冷凍保存

銀杏は、あらかじめ殻をむいてから冷凍保存することも可能。殻と薄皮をむき、使う分ずつラップで包みます。冷凍用ジッパー袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。1~2ヶ月程度保存可能です。使うときは、解凍は不要。凍ったまま調理できるため、便利ですよ。

ポリ袋に入れて冷蔵保存

殻ごとの銀杏を冷蔵保存するなら、軽く湿らせたクッキングペーパーや新聞紙に包んでポリ袋に入れます。クッキングペーパーが乾いたら取り替えるようにしてください。冷蔵庫で1ヶ月程度保存可能。銀杏の実は時間が経つにつれ、黄色になります。翡翠色の銀杏を食べたいなら、2週間程度で調理してくださいね。

水に浸して冷蔵保存

銀杏は、殻付きのまま保存容器に入れ、銀杏が浸るくらいの水を入れて冷蔵保存することができます。3日ごとに水を取り替えると、1ヶ月程度保存可能です。水に浸すことで殻がやわらかくなり、むきやすくなりますよ。冷蔵保存は、クッキングペーパーや水をこまめに取り替えることが必須。面倒な人は、冷凍保存がおすすめです。

電子レンジを使えば、銀杏の殻むきは簡単!

硬い殻をむくのが厄介な銀杏。電子レンジを使えば、手軽に殻をむくことができます。すでにむいてある加工品を使うよりも、風味や味わいは格段に違いますよ。銀杏が手に入ったら、ぜひクセになるおいしさを味わってみてください。また、旬の季節にたくさん手に入れた銀杏は、一度に食べ切ることがむずかしいもの。適切な保存方法を参考に、長くおいしくいただいてくださいね。