誕生日や記念日など、特別な日にはそれに相応しい素敵なお店にエスコートされたいというのが女心。

けれど、お店選びが完璧な、スマートな男性ばかりとも限らないのが現実だ。

しかしそんな問題も、素直に“おねだり”すれば解決!

そこで、普段使いにはハードルが高いけれど、特別な日の“おねだり”であれば許されそうなフレンチを、厳選してご紹介しよう。



1.おとぎ話に出てくるような、趣ある雰囲気が素敵なレストラン

パトゥ@六本木



麻布台の急坂・鼬(いたち)坂の途中に店を構える。かつては神戸の名店として20年間名を轟かせてきた。

料理は「何を食べているか、きちんとわかる一皿を心がけています」という言葉通り、旬の素材を活かした内容。フレンチの王道を知りつつ、時代に合わせてアップデートされている。

店の空気感と相まって、大切な人と大切な時間を過ごすのに、これ以上のお店はないだろう。



2.日本人の舌に寄り添う、東京の最旬フレンチ

エスト/フォーシーズンズホテル東京大手町@大手町



「フォーシーズンズホテル東京大手町」の最上階、39階にあるレストラン。

かつて同じレストランでエグゼクティブシェフとペストリーシェフを経験し、ミシュランの二ツ星を守り抜いた2人の実力派料理人が腕を振るう。

料理は、日本のテロワールに根差したコンテンポラリーフレンチを提供。ガストロノミーが体験できるものの、肩肘張らずに食事できるのが魅力だ。



3.遊び心溢れる『Ode』がハイエンドな世界を身近にする

オード@広尾



恵比寿と広尾の間に潜む、次世代フレンチ。港区女子も完オチする、圧巻のプレゼンテーションが話題だ。

店内はインダストリアルかつ艶やかなグレー一色のクールな空間で、登場するのは既視感がなく、アーティスティックな料理。

最先端でありながらフランクな雰囲気で過ごせるのも嬉しい。



4.創造性に溢れた料理で魅了!

クローニー@西麻布



西麻布の交差点から表参道方面に歩いて数分。世界の三ツ星店で腕を磨いた若きシェフが厨房に立つ実力店がそこにある。

フレンチをベースに北欧の要素を融合させた、発想豊かなオリジナリティ溢れる料理が楽しめる。

ワインはフランスを中心に約250種を用意。その豊富な品ぞろえも女性に喜んでもらえるポイントだ。



5.丸の内随一の夜景が出迎える

ブリーズ・オブ・トウキョウ/丸ビル@丸の内



「丸ビル」最上36階に位置する同店は、フレンチグリルをいただける、大人のための上質なレストラン。

料理はシェフが旬の食材を厳選し、その本来の旨味を最大限に活かしたフレンチが中心。こだわりの火入れでグリルした肉料理が絶品だ。

2面ガラスの窓側の席をリザーブすれば、圧倒的な景色を眺めながら食事を楽しむことができるのも嬉しい。



6.古き良き商店街の中央に“話題の新店フレンチがある”

コウタロウ ハセガワ ダウンタウン キュイジーヌ@新御徒町



これ以上ない“わかりやすい場所”にありながら、立地に意外性があると話題の店。新御徒町駅から浅草に続く全長330メートルの「佐竹商店街」の中央に構える。

ディナーは\5,000、\8,000、\10,000と下町価格。『ひらまつ』で総料理長まで務めた名料理人・長谷川シェフが腕を振るう。

並のレストランは行き飽きた食の手練れにこそ訪れてほしい一軒だ。



7.食材の産地に想いを馳せ、日本の風土を五感で満喫

シンシア@北参道



日本一予約困難と呼ばれた松濤のフレンチ『バカール』の石井真介シェフが、1年の準備期間を経てオープンしたこちら。

おまかせコースには、料理でお客を楽しませようとするシェフのエンターテインメント精神が溢れ、皿には楽しい仕掛けが満載だ。

ストーリー性のある独自の世界観が魅力的で、ムードづくりに抜群の一軒だ。



8.エレガントさとプリミティブが共存する意欲的な料理を

エラン/ジャイル@表参道



表参道で人気のファッションビル『GYRE』の4階、フロア内のメインダイニング的な位置づけなのがこちら。

味わいのみならず、食の多様性や自然、食材を取り巻く現状も踏まえつつ構成した、コンテンポラリーな料理でゲストを魅了する。

入り口は壁になっており、押すと隠し扉が開く。このプレゼンテーションもユニークで楽しい。