めんどくさっ! 男のプライドにこだわりすぎて捨てられた彼氏たち【実録】

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「男らしくありたい」「頼れる男と思われたい」など、“譲れないプライド”を持つ男性は多いもの。特に、好きな女性にはダサい自分を見せたくない、と意地を張ってしまいがちです。

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男のプライドはたしかにアイデンティティを守る大切なものではありますが、こだわりすぎると女性の気持ちが置き去りになります。

愛情より自尊心を優先させる男性は、交際が危うくなっても自分を変えられずに振られてしまうことも。

プライドにこだわりすぎて彼女に捨てられた男性たちには、何があったのでしょうか。

“プライド”にこだわりすぎた彼氏の末路

1: 悪いことをしても謝ることができなかった

「有名な大学を出て一流企業に勤める男性と恋活アプリで知り合い、付き合うようになりました。

『何でこんないい男がアプリなんて使うのだろう?』と不思議だったけど、そのときは相手が『彼女と別れたばかりで、仕事も忙しいからアプリに頼るしかない』と言うのを鵜呑みにしていたんですね。

でも、実際に交際がはじまったら“謝れない男”なんだと気が付きました。

食事をおごってくれたりプレゼントを考えてくれたり、男らしいなと思うところはいろいろあるのだけど、少し言い合いになると途端に『俺は間違ってない』になり、いつの間にか私が悪者にされることも少なからずありました。

最初は私が謝って終わらせていたのですが、調子に乗ったのか相手が浮気をして、それを責めたら『よそ見をさせるお前が悪い』と言われて、もうダメだと思いましたね。

最後に『悪いことをして謝れないなんて、男として最低』と言ったらすごい顔をしていたけど、付き合いが続かないからアプリでも頼らないと新しい女性と知り合えないのだな、と納得しました」(30歳/総務)

こちらの男性は、うまくいっているときは彼女の送り迎えや雰囲気のいいお店の予約や、あれこれ楽しませてくれる「自慢できる彼氏」だったそうです。

でも、少しでもケンカの雰囲気になると言い訳や屁理屈のオンパレードで、彼女が折れるように仕向けては「俺が正解」と言っていました。

普段の状態がどれだけ楽しくても、関係がつまずいたときに誠意のない態度を取るのは、自分のことしか考えていないといえます。

本当に愛情があるのなら、ネガティブなことでもしっかり話し合うのが正常な関係。

浮気をしておいて謝罪できないなんて、それでもプライドと呼べるのでしょうか。

2:「男から連絡するなんて」と彼女の寂しさを放置した

「元彼は、あまり自己主張するほうじゃなくて自分に自信がないタイプでした。

女性には優しいし穏やかなところが好きで付き合っていたのですが、自分が休みの日でもいっさい私に連絡をしてくることはなくて、『寂しいからLINEくらいしてほしい』とお願いしたのですが『男から連絡するなんて、女々しい』と返されてびっくり。

それで私がデートに誘うのが当たり前になり、たまに連絡しないと『俺のことは忘れているんでしょ』とすねたLINEが来るようになって、『たまには自分からも電話したら?』『好きなら会いたいと思わないの?』と返すと音信不通。

男のプライドというか、単に好かれている自分を実感したいだけなのかなとも思いました。

結局私が疲れてしまって、『いつも私から誘わないと会えないような関係はおかしい』と言ったら『じゃあ仕方ないね』と返されて別れました。

でも、元彼が私に未練いっぱいなのはわかっていて、それからしばらく友人たちに私の近況を確認していたそうです。

別れた元カノの状態を知りたがるなんて、それは女々しいとは言わないの?」(27歳/企画)

自分からまめに連絡したりデートに誘ったり、女性に好意を伝える行動を避けるのは、「断られたら恥をかく」「自分ばかり好きだったら傷つく」など、相手のことより自分を守りたい気持ちがはたらくからです。

こちらの男性は、彼女から誘われると絶対に断らないし何時間でも一緒にいてくれるのですが、自分から愛情を伝える言動はほとんどなかったそう。

それを「女々しいから」と片付けてしまうと、彼女の愛情はいつまでも報われません。

彼女の寂しさをわかっていて放置するのは、愛情ある彼氏の姿とはいえませんよね。

男のプライドといっても、我の強さやたくましさばかりが表に出るとは限りません。

自分に非があるときでも頭を下げることができない、自分は受け身に徹して女性が動くことを当たり前とするような姿勢も、ネガティブな自尊心に見えます。

問題なのは、そんな自分が女性にどう思われるか想像できないところ。

自分のせいで彼女の愛情を失っても、それを認めない限り誰ともいいお付き合いはできません。

プライドにこだわりすぎると、何より大切なものが手に入らないのですね。