衝撃なオウンゴールを決めてしまったスパルタ・プラハMFミハル・シャチェク【写真:Getty Images】

写真拡大

チェコ1部スパルタ・プラハのMFシャチェク、倒れた直後にボールがお尻を直撃し失点

 チェコ1部で衝撃の珍ゴールが生まれた。

 リーグ第10節スパルタ・プラハ対スラヴィア・プラハ(0-3)の一戦が現地時間22日に行われ、ピッチに倒れ込んだ選手のお尻にボールが直撃し、思わぬ形でゴールが生まれ、「屈辱の頂点」「コミカルな数秒間」「同情する」と世界中で反響を呼んでいる。

 試合は終始、アウェーのスラヴィア・プラハが主導権を握り続けた。前半19分にPKで先制すると、後半10分に驚きのプレーが生まれた。

 相手ゴールに攻め込んだスラヴィア・プラハがエリア内の混戦からゴールを狙う。競り合いのなかでスパルタ・プラハMFミハル・シャチェクが自陣エリア内で倒れ込み、すぐさま起き上がろうとした直後、強烈なシュートがお尻をヒット。結果的に“お尻ボレー”でオウンゴールとなり、スラヴィア・プラハが幸運な形でリードを広げ、終盤にも追加点を奪って3-0と快勝した。

 脚光を浴びたのは、試合結果よりもオウンゴールだ。チェコメディア「isport.blesk.cz」は「屈辱の頂点」と伝え、当の本人は「ボールの場所が分からなかった」と試合後に語っている。

 またアルゼンチン紙「Diario Ole」公式ツイッターは珍オウンゴールの映像を公開し、「シャチェクに同情する」と伝えた一方、英紙「デイリー・メール」は「大胆なフィニッシュ!」と表現。「シャチェクは不運なゴールを決めた後に赤面した」と報じつつ、「コミカルな数秒間」と冗談交じりに記している。

 滅多に見られない珍オウンゴールに反響が広がっているようだ。(Football ZONE web編集部)