DICが小学校で理科実験授業を開講する理由
―東京工場では盆踊り大会を開くなど、地域との交流を図っています。
―理科実験授業の講師は新入社員が務め、社内の人材育成にも役立てています。
「事故を起こさないように配慮しながら、時間内に分かりやすく伝える必要がある。半年かけて準備し、先輩のアドバイスを受けながら訓練している」
―07年度にCSR(企業の社会的責任)を、経営に取り入れました。
「持続的な成長への方向性を位置付けるため、14年度に活動名称を、CSRからサステナビリティに変更した。ESG(環境・社会・企業統治)に対する投資家や取引先からの要請は高まっている。二酸化炭素(CO2)対策やコミュニティーとの関わりといった活動は必須だ。当社は60以上の国に拠点があり、グループを挙げて進めている」
―多くの人が利用しやすいカラーユニバーサルデザインの普及にも積極的です。
「色覚障害を持つ人は電車の路線図などに書かれた色の違いを見分けるのが難しい。当社は判別しやすい配色などを研究、提案している。企業パンフレットには彩りを提案する企業として、ふんだんに色を使っている。一方で、多様な色覚を持つ人に配慮したデザインにする工夫もしている」
