ビットコインの価格がわずか2週間で40%暴落
by Steven Millstein
仮想通貨の「Bitcoin(ビットコイン)」が、その価格を暴落させています。報道によると、2018年にビットコインの買いで生まれた利益がすべて消えるほどの価格の下落が起きており、1ビットコイン当たりの価格は3900ドル(約44万円)前後にまで落ちています。
Bitcoin has lost 40 percent of its value in the last two weeks - The Verge
Down 36%: Bitcoin Price Faces Worst Weekly Loss Since April 2013 - CoinDesk
https://www.coindesk.com/down-36-bitcoin-price-faces-worst-weekly-loss-since-april-2013
ビットコインの下落が止まりません。記事作成時点でビットコインの価格は2週間前から約40%下落しています。その結果、2013年4月以来最悪の価格暴落が起きており、投資家グループではビットコインの健全性に疑問が持ち上がっているとのことです。
暴落具合がよくわかるビットコインチャートが以下の画像。左が2018年の記事作成時点のもので、右は2013年のもの。2018年1月に30%近い下落を経験していたビットコインですが、2018年11月には36%もの暴落を記録しており、この下がり幅が2013年4月以来最大のものになるとのこと。
2017年12月には1ビットコイン当たりの価格が1万5000ドル(約170万円)にもなり大きな話題を呼びました。あまりの高騰っぷりから、ビットコインの高騰は数名による価格操作であった可能性がある、と研究者が指摘するほど。
ビットコインの高騰は数名による価格操作であった可能性があることを研究者が指摘 - GIGAZINE
しかしその後、価格は急落し、減少を続けていました。海外メディアのThe Vergeは「ビットコイン分裂騒動の結果生まれたビットコインキャッシュのようなフォークの影響だろう」と指摘しています。