映画『検察側の罪人』大ヒット御礼舞台挨拶が3日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、木村拓哉、二宮和也が登壇した。

全国179スクリーンでも同時生中継された本イベント。本作の舞台挨拶では木村拓哉、二宮和也が揃う“最後の2ショット”ということもあり、2人の登場に会場のボルテージは一気に最高潮に。

8月24日（金）の公開から9月2日（日）までの10日間で動員114.6万人、興行収入14.2億円を突破し、週末動員2週連続1位を獲得する大ヒットを記録している本作。会場には2回以上のリピーターが多く、手を挙げる観客の姿に木村は「手を挙げる皆さんのドヤ顔すごいっすね！皆さんの顔すごい良かったなぁ〜。嬉しいっすね！」とハニカミ。

2人での登壇に、「照れくさいというか…『検察側の罪人』という作品を背にして2人でいることが。非常に照れくさい（笑）」と木村。二宮は「嬉しいです！（揃うことが）数少ないと思うんですよ。楽しいですよすごく！」と、にっこり笑顔を浮かべていた。

イベントでは、事前にファンから募った質問に2人が答えるコーナーが。「この場を借りて、お互い聞きたいことがあったら教えてください」との質問に、二宮は「え？なんでも？」と前置きし、「貯金…？」とニヤリ。木村は「フフッ（笑）顔色を伺うな！」とツッコミ。お互い「聞きたいことあったらいつでも聞ける関係なので（笑）」と質問に戸惑い。

だが、木村は「（二宮の質問に）貯金と聞かれて、把握していない自分がいます」とコメント。二宮は「まじ！？俺やりますよ、管理！」とドヤ顔をのぞかせた。一方で木村も「（二宮に）貯金は？名を聞く前に『まず名乗れ』っていうじゃん！」と振ると、二宮は「把握してないっす！」と木村のスマートな回答を真似し、仲睦まじい様子をのぞかせた。

次に「もしお互いに入れ替わったら何をしたいですか？」との質問に、二宮は「サーフィン！だって…一回も練習しないで（波に）乗れるんだよ！」と嬉しそう。だが、木村が「でも大丈夫？太陽当たっちゃうよ」と言うと、二宮は「そこなんすよ…」と悩ましい表情を見せた。

さらに二宮は「1日でいいから（変装などせず）街を歩きたい！」と明かすと、木村は「歩いてるよ普通に。近所もそうだし、駐車場に車止めてそっから目的地まで歩いてるよ」とプライベートな一面を明かす。

木村は「（二宮と入れ替わったら）ゲームで村を救いたいです」と回答。二宮は「できないもんね？機器がないから」と伺うと、木村は「持ってるよ！PS4持ってるよ、ちゃんと配線も繋がってる」とにっこり。入れ替わったら、お互いのテクニックが活かせるような遊びをしてみたいと妄想を膨らませていた。

本作で初共演を果たした2人だが、「次に共演するとしたらどんなジャンルの、どんな役がいいですか？」との声に、木村は「時代モノとかいいんじゃないですか？明智（光秀）さんやってもらって、自分が織田（信長）やります」と提案。二宮は「明智勝ちますか？最後」と聞き寄ると、木村は「お前歴史大丈夫だよな？（笑）ちょっとズルい勝ち方をします」と笑みをこぼしながら教える。

木村は「求められるものを作るのが時代の流れになってるじゃん？時代モノって（現代に）求められてないような気がしていて。なんだけど、それをできるのって俺らしかいないと思ってる。機会がもし与えられるのであれば、ぜひやってみたい」とコメント。

二宮は「木村くんがやる織田信長を見たい！（自身は）間違いなく明智です！もう本当にどメジャーな人物できる人はあまりいないと思うんです。ちょっと見てみたいですね」と妄想を膨らませた。

法で裁けない罪人は、罰を免れ赦されるのか。雫井脩介が2013年に発表した同名小説を原作とする本作は、都内で発生した強盗殺人の被疑者「過去の未解決殺人の重要参考人」の捜査方針を巡って、2人の検事の対立を描くサスペンス・エンタテイメント。

エリート検事・最上役に木村拓哉、若き検事・沖野役に二宮和也が扮するほか、沖野をバックアップする検察事務官・橘沙穂役の吉高由里子をはじめ、松重豊、平岳大、大倉孝二、八嶋智人、山粼努、音尾琢真、矢島健一、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜らが共演する。監督を『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』『関ヶ原』などで知られる原田眞人が務める。

映画『検察側の罪人』は大ヒット公開中

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