仕事帰りにも通える「坐禅ができるお寺」3選

写真拡大

 変化の激しい現代社会では、仕事に疲れていたり、人間関係で悩んだりしている人が多いですよね。そんな人は、坐禅で心を落ち着かせてみてはどうでしょうか。ネットやスマホで、誰とでもつながれる現代だからこそ、自分自身と向き合うことが大切。坐禅で頭や心を無にすれば、新しい何かが見えてくるかもしれません。

 折からの座禅ブームで、初心者向けの坐禅会を開催しているお寺も多くあります。そこで今回は、東京都内で体験できる初心者向けのお寺を3つ紹介します。

●「全生庵」(台東区)

 幕末・明治の剣術家・政治家として名高い山岡鉄舟ゆかりの寺として知られる全生庵。安倍晋三首相、中曽根康弘元首相もこのお寺に坐禅に通っていたそうです。坐禅会は、毎週日曜の18時から20時までで、参加費は500円(2回目以降300円)。初参加の人は完全予約制になっているので、HPをチェックしてみてください。

●「玉寶山 長光寺」(新宿区)

 西武新宿駅から徒歩数分の場所にある長光寺は、織田信長との合戦で滅亡した武田家の菩提を弔うために建立された曹洞宗のお寺です。坐禅会は第2土曜日の14時から15時30分までで、参加費は無料。初回のみ予約が必要ですが、2回目以降は第1・3土曜日の坐禅会に予約なしで参加することができます。

●「曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺」(東京都港区)

 港区西麻布にある長谷寺は、慶長3年(1598年)に創建されました。著名人のお墓が多いことでも知られています。坐禅会は、毎週月曜日の18時30分から20時30分までで、参加費は100円。予約の必要がないので、仕事帰りにフラリと立ち寄ることもできます。

 値段も安くて気軽に参加できる坐禅教室で、日頃の疲れやストレスを一掃してみてはいかがでしょうか。