今年こそはiPhoneをもっと使いこなしたい！ 初期設定のままではもったいない
そもそもiPhoneには、どんな機能があるのか？ よく分からないまま使っている人も意外と多い。
特に初心者の人は、メールやSNSメッセージなどのやり取りや通話、Webの閲覧など、友人や知人と連絡できる機能しか使っていないことも多い。
それはそれで何も問題はない。
しかし、やはり、それでは、もったいない。
今年は、もっとiPhoneを使いこなしてみよう。
●基本設定を自分好みにカスタマイズ
iPhoneの「設定」を変更することは、使いこなす上での最初の冒険だ。
「設定」は、iPhoneを自分の使いやすいように変えることができる。
まずは、1つ、設定を変えてみよう。
わずかなストレスが改善されるだけでも、使い勝手は驚くほど向上する。
気に入らなければ、元に戻せるので、安心して変更してみよう。
・レシピが消えないようにする！ - ロックされるまでの時間を変更する
レシピが消えないようにする！ - ロックされるまでの時間を変更する
iPhoneをしばらく操作しないと、自動的に画面がロックされる。
初期設定では、この時間が1分になっている。
しかし、それを長いと感じる人もいれば、短いと感じる人もいるだろう。
［設定］−［一般］−［自動ロック］とタップすれば、ロックされるまでの時間を変更できる。
変更できる時間は、「30秒、1分、2分、3分、4分、5分、しない」の中から選択ができる。
たとえば、
iPhoneにレシピを表示させて、レシピを見ながら料理をしたいときは「しない」を選択すれば、料理の間は画面が消えずレシピを見続けられる。
このように、状況に応じて設定を変更すると、もっとiPhoneが使いやすくなるだろう。
・寝転がったら勝手に縦画面になる - 自動的に画面が回転しないようにする
寝転がったら勝手に縦画面になる - 自動的に画面が回転しないようにする
iPhoneは、本体を縦横に傾けると、画面の向きも自動的に縦横に変更される。
映画などを視聴したいときなどには便利な機能だ。
しかし、ゴロゴロ寝転がりながら操作しようとすると、意に反して表示が縦横にクルクル切りかわってイラっとすることが多い。
横画面や縦画面だけで使いたいときは、自動回転の機能をオフにしよう。
すばやく簡単に自動回転をオフにするには、画面を下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示しよう。
コントロールセンターの画面縦向きのロックボタンをタップし、オンにすれば固定される。
横長の向きで表示したいときは、同じボタンをタップしてオフにすればいい。
・バッテリーの残量がパッと見で分からない - 残量を％で表示させる
バッテリーの残量がパッと見で分からない - 残量を％で表示させる
【画面：03】
iPhoneを使っていて気になるのは、電波の状態とバッテリー残量だろう。
バッテリー残量は、画面右上に電池アイコンで表示されている。
しかし、電池アイコンは、ざっくり表示なので、あとどのくらい残っているか気になる。もっと具体的に残量が知りたいという人もいるだろう。
そんな場合は、バッテリー残量を数値での表示に切りかえよう。
［設定］−［バッテリー］で、［バッテリー残量（％）］をオンにするだけ。電池のアイコンの横に、％で数値が表示されるようになる。
●見直したいiPhoneの画面を保存しておこう
路線検索の結果や、料理のレシピなど、表示画面を保存できれば、見直すことができるので便利だ。
画像で保存しておけば、あとで再び検索する必要がないし、オフライン（ネットにアクセスできなくても）、保存した画面を見て確認することができる。
iPhone画面を保存する操作は簡単なので、覚えておくと便利だ。
iPhoneの右側にある［スリープ/スリープ解除ボタン］とホームボタンを同時に押すだけだ。カシャッと音がして、画面が保存される。
●シャッターチャンスを逃したくない- ロック画面からカメラを起動する
よく利用する機能の1つがカメラアプリ。
写真を撮りたいときにすぐにカメラが起動できないのでイライラするもの。特にiPhoneの画面が消えていると、ロック解除している間にシャッターチャンスを逃してしまう。
そんなときは、ロック画面からカメラアプリを起動しよう。
シャッターチャンスを逃したくないときは、ロック画面の右下のカメラアイコンを上にスワイプしよう。すぐにカメラアプリを起動できる。
●記念写真を撮る - カメラアプリでタイマーを使う
iPhoneで記念写真を撮りたいときは、iPhoneを立てかけたり、三脚で固定したりして撮ろう。その際、便利なタイマー機能を利用しよう。
カメラアプリを起動すると画面上部に表示されるタイマーボタンをタップし、3秒または10秒から選択する。シャッターを押すと、選択した秒数カウントされて、撮影される。
●ペットや子供の動く写真を撮る - Live Photosの楽しみ
iPhone 6s/6s Plusなら「Live Photos」が使えるので、是非、撮影してみよう。
静止画に加えて、シャッターを押した前後1.5秒の動く写真（動画と音声）が撮れるのだ。
撮れるのは約3秒間の動画だが侮るなかれ、小さな子供やペットなど、ちょっとした動きのある写真は、なかなか面白く、印象的だ
撮影した写真（Live Photos）は、写真アプリの一覧で、写真を長押し（強く押す）することで再生できる。
