理想と現実とのギャップ? 大学生が働いてみてイメージと違ったバイト先まとめ
大学生になると高校生のときとは異なり、時間や場所だけでなく年齢的な制限も解消され、バイトの幅が一気に広がります。これまで憧れていたバイトや、やってみたかったバイトなどがある方もいることでしょう。しかし、実際に働いてみたら「こんなはずじゃなかった」と現実を突きつけられることもしばしば。そこで、働いてみてイメージと違ったバイト先をまとめてみました。
■大学生に人気のバイト
大学生に人気のバイトといえば、居酒屋やカフェ、レストラン、カラオケ店などの「飲食店」をはじめ、「コンビニ」、「塾講師・家庭教師」などです。地方ではバイトの数が少なかったり時給が安かったりすることもあるので、高時給の「パチンコ店」も人気のようです。男性の場合は、効率よく稼げる「夜間のバイト」や「引越し屋」も選択肢になるでしょう。
■塾講師・家庭教師は稼げない!?
塾講師や家庭教師は、時給も高く楽にお金が稼げるイメージですよね。特に、有名大学に通っている大学生の場合、バイト先を見つけるのも容易な上、ガッツリ稼げるだろうと考えがちです。たしかに他のバイトと比べて時給は高めですが、授業を受け持つ場合には1日1コマ、週1日程度しかシフトに入れてもらえず、月2〜3万円くらいしか稼げない場合もあります。その上、休みにくいというデメリットも。将来、教育に携わりたい方にはオススメですが、短期間でガッツリ稼ぎたい方にはあまりオススメできません。
■リゾート地は楽しくない!?
海辺のリゾートや白銀のスキーリゾートなどでのバイトは、旅行気分で楽しそう! もしかしたら異性との出会いがあるかも!?と期待が膨らみます。しかし、現実は他の人が遊んでいるときにキツイ仕事をしなければならず、ストレスがたまることも多々あります。また、住み込みで働くため、生活費がかからず「お金が貯まる」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、リゾートは遠隔地にあり時給も低め。思っているほど稼ぐことができません。その上、寮は質素でリゾート気分を味わうことができないことも……。もちろん新しい仲間ができたり現地で観光ができたりといいこともありますが、あまり大きな期待を持ってリゾートバイトへ行かないほうがいいでしょう。
■オシャレ好きに人気のアパレル系……その現実は?
男女を問わずオシャレ好きの若者に人気のアパレル系。オシャレな雰囲気でのバイトは憧れの1つかもしれません。たしかに店員さんはオシャレに着飾っていてステキです。しかし顧客と接するブランドの「顔」となるため、接客マナーには厳しく、大手になるとお辞儀の仕方や姿勢なども細かく注意されるのだとか。ショップによっては名札を付ける位置まで決まっていることもあるようです。もちろん服装には厳しく、バイト先のメーカーの洋服を着なければなりません。そのため、稼ぐはずのバイトで出費がかさんでしまうことも。バイト先にもよりますが、サービス残業が当たり前のところもあり、時間通りに終われないこともあるようです。当然、洋服が安く買えたりコミュニケーション力がアップしたりと、メリットがあることも忘れずに!
■意外に覚えることが多いコンビニ
コンビニバイトはレジでピッ! ピッ! ピッ! とやるだけで、あまり覚えることがなく楽そうなイメージですが、実際には覚えなければならないことがたくさんあります。主な業務はレジ、点検、掃除、返品、納品、宅配便、チケットなどで、それぞれ細かいことまで覚えなければなりません。しかし、どんなバイトでも覚えなければならないことはありますから、そこさえクリアしてしまえば後は楽勝かもしれません。ただし、冬場のドリンク類の品出しは寒いので覚悟しておいたほうがいいでしょう。
「イメージと違った」と感じるのは人それぞれかもしれませんが、その根底にあるのは勝手なイメージを作り上げてしまったことなのかもしれません。ここでご紹介したバイトの他にもギャップを感じるバイトはあるかもしれませんが、理想と現実のギャップをどう埋めるかが重要になるのではないでしょうか。