5月2日(日本時間3日)、47戦無敗(26KO)で5階級制覇のメイウェザーと、64戦57勝(38KO)5敗2分けで6階級制覇のパッキャオの“夢の一戦”は、日本のボクシング界のみならずテレビ界にも大きな影響を与えたという。試合こそ3-0という大差でメイウェザーの判定勝ちに終わったが、巨額なファイトマネーが改めて世界中の人々を釘付けにしたのだ。
 「米メディアの報道によると、2人の合計額は4億ドル(約480億円)。メイウェザーの取り分が60%の2億4000万ドル(約288億円)で、パッキャオが40%の1億6000万ドル(約192億円)にもなった」(関係者)

 そんな中、このドリームマッチを『なんとか日本でも開催できないのか!?』という声が大手広告代理店やテレビ局などから上がり始めたという。
 「メイウェザーの次の対戦相手に、日本のWBC世界ミドル級7位、村田諒太(29)の名前が浮上しているんです。ウエルター級のメイウェザーが階級を二つアップする、あるいはメイウェザーも村田もそれぞれ階級を一つずつ上げ下げし、スーパーウェルター級で対決するというプランで、メイウェザーをジャパンマネーで口説き落とそうという作戦です。また、並行して“夢の一戦”のビジネスモデルを真似し、日本でも最高額となるファイトマネーや高額チケットを売り出そうというんです」(広告代理店関係者)

 いずれにせよ、全ては提示されるファイトマネー次第だという。
 「スポンサーのCM料で入ってくる金額は約60億円。取り分はメイウェザーと村田で7:3、もしくは8:2。さらにチケットだが、最高額を50万円、最低を3万円という案が出ている」(事情通)

 実現できるか!?