石橋杏奈の早口英語ラップが話題に。(画像はYouTubeのスクリーンショット)

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女優の石橋杏奈が、レギュラー出演するNHK『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』の中で披露したラップが反響を呼んでいる。彼女は毎回、コントに挑戦して意外な一面を見せてくれるが、カラオケボックスで歌ったラップにはそのコントさえ薄れてしまうほどの“意外性”があった。共演者も感心を通り越して笑いが止まらない状態となってしまう。

2006年に「第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得。正統派女優として活躍する石橋杏奈が、あの内村光良がメインキャストを務める『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』でいい味を出している。レギュラーメンバーの中ではアイドル的存在でおっとりとした感じだが、コントでは今風の女子を好演する。

その石橋杏奈が5月8日に放送された“spice of LIFE”のコーナーで、多いときは週に3回行くというカラオケ店を訪れた。店内に入ると「1人です」「2時間で」と慣れた感じだ。「仲のいい人とすることもあるけど、ほとんど1人です」という。

彼女が迷わずに選んだのは、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)の『Super Bass』(スーパー・ベース)だった。

『This one is for the boys with the booming system…』と息をつく間も無いように続く英語の歌詞を、ラップで一気に歌い上げた。動作や表情も楽曲に入り込んでいるので違和感が無い。

彼女がカラオケ店に入る前に「完璧にできたときは、すごい快感…」と明かしていたのは、このラップだったのだ。「英語の意味は全く分からないけど、歌い切れたときのスッキリした感じが私にはすごい魅力的ですね」と“spice of LIFE”を語った。

ラップの合間にはドリンクやパフェを楽しみ「カフェみたいな感覚」で毎週カラオケに通っており、「5割がラップで他は洋楽を歌う」そうだ。全部英語の楽曲だが、「意味は全く分からない」と言い切る。

彼女が次に歌ったのは、なんとNicki Minajの『Super Bass』を最速テンポにした“『Super Bass』(テンポ上げVer.)”だった。「どこまで速いテンポで歌えるのか、いつも挑戦している」と言いながら、その最速テンポのラップを歌いこなす。

石橋杏奈の意外な一面をVTRで見た内村光良をはじめとする共演者も、最初は「すごい!」、「上手いよ!」と驚いていたが、彼女があまりに入り込んでいるのでその後は笑いをこらえきれなかった。

そんなメンバーから生で聞いてみたいと要望されて、石橋杏奈はスタジオで“『Super Bass』(テンポ上げVer.)”を披露した。緊張しているはずだがカラオケ店と同様にその難曲を歌いこなすと、周囲も腹を抱えて笑うしかなかった。彼女のラップがすご過ぎて、そのギャップに笑ってしまうらしい。

ミュージシャンでもある星野源は、笑いをこらえながら「速いのにちゃんとしていてすごい。俺はラップはやらないけど、すごいカッコいい!」とコメントしたほどだ。

放送後には視聴者の間でもツイッターで「石橋杏奈のNicki Minajのラップが可愛すぎて思い出してしまう」、「本気ラップに倒されたぁ」、「ラップの上手さにビックリ! あれだけできたらセリフも噛まなそう」と続々とつぶやかれている。

やはり、「石橋杏奈さんのラップも衝撃だったな。イメージに無さすぎて」、「本気ラップがシュール」という感想が多く、“ギャップに笑った”点で共通しているようだ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)