イタリア代表FWマリオ・バロテッリとFWステファン・エル・シャーラウィは、ミランの輝かしい攻撃陣を構成するだけでなく、代表の攻撃陣においても、新たな核となるコンビになっている。バロテッリはエル・シャーラウィについて、こうたたえた。

「オレたちは友達だ。ほぼいつも一緒にいる。友達であり、チームメートでもあるヤツを見つけることができて、うれしいよ。彼がすることのすべてを、オレは常に助ける。彼も同じようにしてくれると思うよ」

ブラジルとのフレンドリーマッチを終え、次はワールドカップ予選のマルタ戦だ。バロテッリは「最初の目標は、素晴らしい試合をすること。長期的な目標? リーグ戦でキエーヴォに勝つことだ」とコメントした。

一方で、「これまでの人生で、過去に戻ったら決してやらないということが一つだけある。インテルのユニフォームをグラウンドに投げることはしない」とも語った。

また、バロテッリは人種差別についても言及。「腹が立つ。怒りを覚えるし、残念だ。残念だけど、この件についてはあまりに改善がない」と述べ、ミランMFケヴィン=プリンス・ボアテングが国連で発した言葉について、「彼に賛成だよ。人種差別から抜け出すためには、全員が一緒に貢献することが必要だ」と賛同した。