11日のコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでインテルと対戦するローマ。だが、FWフランチェスコ・トッティは出場停止でインテル戦欠場が決まっている。同選手は10日、ローマで行われているテニスの大会を家族と観戦した。

トッティはローマの今シーズンがまだ終わっていないと強調。「4位争いはまだまだオープンだ。残りは2試合で、オレたちはウディネーゼと勝ち点2差。彼らが歩みを間違えたとしたら、オレたちとしてはこの2試合で追いつきたい。とても難しいことだろうけどね」と話している。

また、インテル戦に出場できないことについては、「出られないのは残念だよ。これほど重要でデリケートなときだから、出たかったんだ。でも残念なことに、起きてしまったことにより、オレはまだあと1試合の出場停止を消化しなければいけない。ローマがファイナルに進出することを願っているよ」と語った。

一方、スクデットを獲得したミランについては、「勝利への意欲、首位をキープしたいという意欲が印象的だった。素晴らしいチームで、素晴らしいグループだ。リーグを制覇するだけのカードをそろえていたね」とコメントしている。

ロジャー・フェデラーを近くで見たトッティは、「ローマでしか彼を見る機会がないから、あいさつしに来たんだ。プレーを見るのとね。生で見るのは別物だよ。彼は本当にシンプルに、ラケットが3つあるかのようにボールを叩くんだ」と語った。

フェデラーはトッティを称賛しており、ローマのことも好きになった選手だ。トッティは「それは素晴らしいことだよね。素晴らしいカンピオーネたちが自分のことを見てくれるのだとしたら、それは自分がピッチで何か重要なことをやってきたという意味だからだ」と喜びを表している。