ユベントスのMFパベル・ネドベド(36)が26日、UEFAの公式サイト上で「考え直すことはないだろう。今が若手にポジションを譲るべき時だ。ただ、その前に欧州CLを制したいが」とコメント。今季終了と共に現役を引退する意向を表明した。

「今季限りでキャリアを終えるつもりだ。既に自分の中では(ユニホームを脱ぐことを)決断した。引退すべき正しい時期が訪れた。考え直すようなことはないだろう」。チェコ代表の主力として一時代を築いたネドベドが、UEFAの公式サイト上で引退を明言している。

ネドベドは0−1惜敗に終わった欧州CL決勝トーナメント1回戦のチェルシー戦(第1レグ)終了後に「とても楽しくプレー出来ているが、フィジカル面やメンタル面を考慮すると今が若手にスペース(ポジション)を与える正しい時期だろう。彼らもプレーすべき立場だ。自分は既に(今年の8月で)37歳を迎える立場であり、今が(ピッチを)去るタイミングだろう。引退後?今は何も決めていないよ」とコメント。

しかし現役引退を前に、欧州CLのタイトルを獲得する意欲に溢れているようだ。ネドベドは「まだアツイ3ヵ月が続くことを期待している。確かに第1レグは最高の結果(0−1敗戦)とは言い難いが、第2レグでは全てが起こり得る状況だ。おそらく55−45の割合で彼ら(チェルシー)が優位だろうが…。とても難しい試合となるが、不可能ではない」と力強く話している。