ドラマを見ていて「こんなことが現実にあったらいいな」と思うことがあれば、「こんなヤツ実際にはいないよ」と思うこともある。ドラマの世界と現実の世界には確かに壁がある。それだからこそ、ドラマはおもしろいのだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 ドラマを見ていて「こんなことが現実にあったらいいな」と思うことがあれば、「こんなヤツ実際にはいないよ」と思うこともある。ドラマの世界と現実の世界には確かに壁がある。それだからこそ、ドラマはおもしろいのだ。

 中国メディア・今日頭条は2日、「現実の日本女性の生活は、テレビドラマの中とどう違うか」とする記事を掲載した。記事は「ある国のテレビドラマには、その国の文化の一部が含まれていて、国民の生活の様子も表現されている。日本のドラマに出てくる女性の多くはとても清純で可愛らしいが、現実の生活では日本の女性はどんな感じなのだろうか」とした。

 そのうえで「実際、日本の街頭は劇中みたいに美しくなく、様々な状況が発生する。ドラマの中の美しい女性を見かけることも多くない。多くの日本女性の身なりや風格はいささか韓国っぽい感じがし、われわれが想像する自然な青春とはちょっと異なる」と解説した。また、ドラマでは甘い笑顔を見せる制服姿の女子学生たちも、現実世界とはいささか異なり「ドラマの学生ほど友好的な感じではない」としている。

 記事は一方で、現実世界の日本の女性は寒さを恐れないと指摘。冬でも薄着で、短いスカートを履いている人もいると紹介した。そして最後に「劇中の女性がどんなに良かったとしても、みんな美化されたもの。現実の生活では、平常心を持って身の回りの事物を見るべきなのだ」と結んでいる。

 「韓国ドラマを見て実際に韓国を訪れてみたら、ドラマと全然違ってガッカリした」という話が、中国のネット上ではしばしば見受けられる。韓国や日本だけでなく、どこの国や地域でも、ドラマの世界に憧れを持ち過ぎれば同じことになるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)