「留置場のご飯が食べたくて」  コンビニ強盗の男逮捕/台湾

写真拡大 (全2枚)

(苗栗 29日 中央社)苗栗県警通宵分局は29日、苑裡鎮内のコンビニエンスストアで現金7200台湾元(約2万6200円)を奪い逃走したとして、男(44)を逮捕した。調べに対し「金に困ってやった。留置場の無料のご飯が食べたかった」などと供述している。

同分局によると、男は午前5時頃、包丁を持ってコンビニに現れ、店員に金を出すように要求。レジの中にあった現金を奪ったという。約200メートル逃走したが、通報で駆けつけた警察官に逮捕された。

男は重い病を患い失業中で、旧正月(今年は1月28日)前に妻と離婚し、家には一人で住んでいたらしい。

(管瑞平/編集:齊藤啓介)