離婚申請し、子供達6人との暮らしを手に入れたアンジェリーナ・ジョリー

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アンジェリーナ・ジョリーを愛し彼女と共に6人の子を育てていたブラッド・ピットは、「乳がんになる可能性を限りなくゼロにしたい」として両乳房切除を決意したアンジェリーナをサポートしようと決意。大手術と再建手術を経た彼女に寄り添い、その後さらに卵巣・卵管を切除した彼女をサポートし子供達を支えた。しかしそんな2人も育児・躾の面では激突することが多かったといい、アンジェリーナは9月に離婚を申請。そのきっかけとも言われるブラッドと長男マドックス君の親子喧嘩については「児童虐待にあたるか否か」を突き止めるべく当局の調査が始まり、親権は暫定的にアンジェリーナのものになった。その後、再び当局が一家の暮らしぶりを審議。これでブラッドの“シロ”が確定かと思いきや、さらに調査が続けられることになったという。

ブランジェリーナ家の子供達は、健全な環境で虐待を受けることなく暮らしていたのか―それを確かめるべく児童家庭サービス課が調査を開始し、その結果「親権はしばらくアンジェリーナのものに」「家族はセラピーを受けること」「ブラッドはドラッグとアルコールテストをランダムに受ける」といった意外なルールが課された。

しかしその後、ブラッドについては「アンジェリーナや子供達に暴言を吐くことが何度もあった」という新たな報道も浮上。これらを受け当局は事実関係を確認すべく調査の延長を決定した。過去に家庭内で虐待行為がなかったかなど、さらに調べを進める方針だという。またブラッドによる“虐待行為の目撃者”がいるのかなども確認するらしく、一家の元で働く乳母らスタッフにも話を聞くもようだ。

またこの調査には少なくとも数週間かかる見込みで、今月内にも決着がつくという当初の見通しと異なる可能性が高いとのこと。「調査の長期化=事態の深刻さ」という見方は当然あり、「子供達はブラッドを怖がっていた」「特に長男マドックス君は怯えていた」と報道している米メディアもある。またマドックス君はブラッドと再会したものの嫌がっていたというから、良好そのものに見えた父子の関係は崩壊していた可能性もある。

ただし「マドックス君の年頃なら親を避けても当然」といった擁護論は根強く、躾には厳しかったというブラッド本人にも虐待をしていたという意識などまるでない。「親として子供の幸せを第一に考えたい」という昔からの考えにも一切ブレはないというが、彼の虐待疑惑は今もなお払しょくできないままだ。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)