大人の女性なら、カクテルの種類やマナーなどを心得ておきたいもの。でも実際には、いつも飲むものは知っているけれど、マナーまでは分からない、という人もいるのでは? ということで、カクテルにまつわるマナーをまとめてみました!

■ショートとロングって?

カクテルにはショートとロングの2種類があるって知っていますか? これはグラスの大きさを表しているわけではありません。飲み切るまでの時間を表しているのです。
ショートはフルーツなどを使用していることが多いため、時間がたつと味が落ちてしまいます。目安としては、10分〜20分程度で飲み切るのがよいとされています。アルコール度数は高めのものが多いです。
それに対し、ロングは30分〜40分ほどかけてじっくりと飲むのがよいとされているもので、タンブラー等で出てくるもの。氷が入っているものも多いですが、氷が解けてなくなってしまったり、グラスの周りの水滴がダラダラと流れ落ちているのはあまりよいものではありませんよね。程よいスピードで飲み切るのがスマートでしょう。

■添えられたフルーツ、どうしたらいい?

カクテルによっては、グラスにフルーツが添えられていることもありますよね。チェリーやオリーブがピックに刺さっていることも……。あれってどうしたらいいのかな? と迷ってしまったことはありませんか? 基本的に、オレンジなど食べられる大きさのものは食べて問題ありません。ピックに刺さっているものも大丈夫。皮や種などは、ペーパーナプキンなどで包んでおきましょう。
ただし、明らかに大ぶりすぎる飾りのフルーツなどは、スマートに食べることができませんよね。それらはそのままにしておくのがいいでしょう。花なども同様です。

■ストローが2本刺さっています……

カクテルに刺さっているストロー、扱いに迷ってしまった人もいることでしょう。細いストローが2本刺さっているときは、2本一緒に使いましょう。しかしトロピカルカクテルなどに、通常のストローが2本刺さっているときは、1本だけ使用します。もう一本は詰まってしまったときのスペアなのです。
また、細いストローが1本だけ刺さっているのは、マドラー替わりです。そのまま吸っても飲みにくいことは間違いありません。ストローとしては使用しないようにしましょう。
カクテルはスマートに楽しみたいもの。空になったグラスを前にだらだらと過ごすのはやっぱりNGです。ひとしきり楽しんだら、さらりと切り上げる余裕も大事にしたいところですね!
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません