YouTubeチャンネル「街角給与明細」が、「経営者にインタビュー」と題した動画を公開した。西麻布で香港料理店を営む女性オーナーシェフが、一流の街で勝負する理由や、飲食業界のリアルなやりがいを語っている。

動画は、街角を歩く46歳の女性経営者へのインタビューからスタート。彼女は西麻布にある香港料理「申申(シンシン)」で、10年にわたりオーナーシェフを務めているという。以前はアパレル業界に長くいたが、脱サラして修行を積み、現在の店を立ち上げた。西麻布を選んだ理由については、「一流の場所で勝負しないと意味ないから」と、その並々ならぬ覚悟を明かした。

気になるお給料について問われると、「言えないです」と苦笑い。しかし、独立を志す人へ飲食業界をおすすめできるかという質問には、その魅力を熱く語る。「時間が長くてお給料も少ないイメージなんですけど、結果も一番出るかなと」。最初は不機嫌だった客が、美味しい料理を食べた途端に笑顔で帰っていく様子を挙げ、「人と人との繋がりを持って接しているので、人間性がお互い分かって面白い」と、そのやりがいを力説した。

また、共に働くスタッフのスキルを引き上げる方法については、「そもそもスキルがないとついてこられないですよね」と率直に語りつつ、最終的には仕事に真面目に取り組む姿勢や人間性が重要だと指摘。さらに、「センスが無いと味にもすべて反映する」と語り、味覚のセンスは生まれ持ったものだけでなく、日々の味見や経験によって鍛えられると独自の仕事論を展開した。

動画の終盤、将来の夢について問われると、「10年はなかなかかかっちゃったんですけど、申申の名をもうちょっと広げたい」と展望を語った。現在最も欲しいものは「人材」だと笑いを誘い、最後は視聴者に向けて「少しでも興味を持ってくれる方がいれば、寄ってみてください」と呼びかけた。一流の場所で挑戦を続けるオーナーシェフの芯の強さと、飲食業への深い愛情が垣間見えるインタビューとなっている。

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