北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)で、8月の1カ月間、味噌の供給が途絶える事態が起きた。味噌は貴重な塩分の供給源だが、汗を多くかく夏に入手できず、人々は塩を味噌の代わりにして耐えるしかなかった。これを現地では「味噌事件」と呼んでおり、大きな問題へと発展していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。どうやら問題の背景には、金正恩政権による「恐怖政治」の弊害が横たわっているようだ。両江道