徳島県阿南市長生町で、稲の害虫を追い払い豊作を祈る「虫送り」の行事が行なわれました。「虫送り」は、平家の武将、斎藤実盛の乗った馬が合戦の最中、稲に足をとられて、討ち死にしたことを恨み、害虫に化けたという言い伝えから、実盛を供養して害虫を払い、豊作を祈る行事として全国各地で行われています。長生町の虫送りは、コロナ禍で中止が続いていましたが、7月27日、5年ぶりに行われ、地元の人たち約200人が参加しました