10代前半の思春期にある子どもは、体の変化から心身の不調に陥りやすく、見守る親も手を焼きがち。起立性調節障害などの子どもたちを栄養面から診てきた小児科医の今西康次さんは「特に女子は二次性徴が始まる頃からの数年間が、人生で一番エネルギーを多く必要とする時期。高栄養を意識していないと、簡単に栄養不足になってしまう」という――。※本稿は、今西康次『朝、起きられない病』(光文社新書)の一部を再編集したもので