1949年、台湾から同年の最後の引き揚げ者246人を乗せた日本丸が8月14日に佐世保港に入港した(写真・共同)8月15日、日本はまた敗戦の日を迎えた。同時に、台湾など植民地にいた日本人や元日本人にも8月15日は人生での大事件となっている。ここでは、台湾で敗戦を迎え、その後ようやく「帰国」、東京大学から文部省(当時)に入省した光田明正さんの激動の人生と経験、中華・中国と台湾との関係を証言する。光田明正さんは戦前の日