【長岡一也=コラム「競馬白書」】 ◆7枠も8枠も絡まなかった年は、この10年で一度だけ 外ラチ沿いを勢いよく突き抜けた昨年のビリーバーは、絶好の外枠を生かし、杉原騎手ともども重賞初勝利を飾っていた。一方、1番人気ヴェントヴォーチェは、好スタートから一度は先行集団につけていたが、少しずつポジションを下げ9着に終わっていた。 7番人気の7歳牝馬が、5歳牡馬を大きく下すという、アイビス