【スニーカーとヒト。Vol.4】その男性とのファーストコンタクトは今年7月の某日。フリーランスのヘアメイクアップ・アーティストである筆者の妻から、「うちの事務所のフリースペースで関係者がヤードセールを行うから、挨拶がてらお邪魔しよう」と誘われて訪れた、三軒茶屋駅徒歩数秒のビルの1室でのこと。見るからに愛着が感じられる古着とレコード、本を並べて売っていたのが畔柳恵輔(くろやなぎ・けいすけ)さんだった。妻の