サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子が1日、320億ドル(約3兆9000億円)の全財産を今後数年間にわたり慈善活動に寄付すると発表した。これまでの資産家らによる寄付金の中では最高額に並び、話題を呼んでいる。桁が大きすぎて、われわれ庶民には想像のおよばない話ではある。しかし、大富豪がなぜこのような行動をとるのか、つまり、その裏にどんな思考パターンを持っているのかに興味がある人は少なくないはず