アップルストア初売り、福袋 Lucky Bag の大当たりは今年も Macbook Air

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アップルストアが1月2日、恒例の初売りセールを開催しました。気になる Lucky Bag の中身には、今年も大ネタとして MacBook Air が入ったものや、iPad Air 2 WiFi モデル、iPad mini 3 WiFi モデルが入っているものもありました。
 

  
昨年と同じ3万6000円の Lucky Bag は、まず袋を兼ねたバックパック「Incase Icon Slim Pack」があり、その中に「Apple TV」、「PowerBeats2 wireless」イヤホン、モバイルバッテリーの「Mophine Powerstation 4000mAh-Limited Edition」、iTunes Card などが基本セットとして入っています。
 

 
メインとなる商品は袋によって異なり、MacBook Air をはじめとして、iPad Air 2(16GB、WiFiモデル)、iPad mini 3(16GB、WiFiモデル)、iPod touch(16GB) などがそれぞれランダムに入っていました。またメイン商品に付属するかたちで、MacBook Air には専用ジャケットや電源アダプターが、iPad には Ultimate Ears の Bluetooth スピーカー UE BOOM などが同梱されていました。
 

ところで今回の初売りで気がかりだったのは、その天候。年越し寒波の影響で元日以降は多くの地域で雪となりました。特に札幌は冷え込み、気温は氷点下8度前後にまで低下。ツイッターに投稿された行列の写真はまさに小説『八甲田山死の彷徨』を想起させる状態で、早朝には雪に埋もれる行列の一人ひとりに警備員が声を掛け、異状がないか確認をするほどだったようです。

一方、アップルストア銀座店では、警察署からの指導により路上へのテントや椅子の設置、座り込みが禁止されました。このため店舗側では、1日朝の時点ですでに並んでいる客に対してリストバンドを配布し、それをつけていれば2日朝には福袋の整理券を受け取れることとしました。ところがせっかく確保した順番を維持するためか行列はなくならず、結果として多くの人はその場で2日朝まで立ち続けることになりました。

購入希望者にとって、行列に並んで目当ての商品をを得たときの満足感が格別なのは理解できるところです。ただ冬場ということもあり、徹夜で並んで身体を壊したり、さらに危険な状態に陥る人が出る可能性もないとは言い切れません。

自己責任で並ぶのは仕方ないにせよ、往来で倒れでもすれば店舗も周囲も否応なく対応することになります。店舗側も客に無理をさせないよう、販売方法の考慮をお願いしたいところです。