49歳・山本昌が大谷翔平に助言した「長くプレーするコツ」
「今度成人式？」と大谷に尋ねた山本は「カァー。（大谷は）息子より娘より下ですから。困りました」と苦笑い。大谷が用意した3つの質問に山本が答えた年の差29歳対談、主な内容は下記の通りだ。
●ボールを速く見せるコツは？
山本：いやいやいや、大谷君160キロ前後投げるのに。
山本：一番前で（ボールを）放すことによってスピンを効かす。回転数が普通の投手より1.5倍ある。ホームに着くまでに回転数が多かったってことで浮く力が高くなるということ。そういうふうに見えるのかな。
●ノーヒットノーランを達成した気持ち
山本：500試合以上、先発で投げてますけど（ノーヒットノーランで）9回までいったのは初めてだったのでこれはやっとかなきゃ損だということで最後は必死でいきました。僕なんかは勝った次の日って寝れないんですよ。
大谷：僕も寝れないですね。
山本：朝はやく新聞読まない？
大谷：寝付こうと頑張るんですけど寝付けないのでしょうがなく起きている。
山本：ノーヒットノーランした日なんか、これ絶対明日一面だろうと思って朝コンビニ行って全紙買ってきました。でも、1回やっといたほうがいいよ。
大谷：頑張ります（苦笑）。寝れないくらい興奮するっていうのはどんなにベテランの方ですごくても変わらないのかな。
●長くプレーするコツ
大谷：ケアとかも含めてすごく気になるところかなと。
山本：まず足を怪我しないように。逆を言うと常にしっかり走れているということ。走るのを怠け始めると足にくる。しっかり走ったりトレーニングさえ出来ていれば、長く長く野球できます。大谷君のように素晴らしい素質のある選手には長く日本の球界を引っ張って頂きたいので。
