サムスン電子は米国時間１３日、金属製の筐体を採用したスマートフォン「Ｇａｌａｘｙ　Ａｌｐｈａ」を発表した。（イメージ写真提供：（Ｃ）Ｋｏｂｂｙ　Ｄａｇａｎ／１２３ＲＦ．ＣＯＭ）

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　サムスン電子は米国時間１３日、金属製の筐体を採用したスマートフォン「Ｇａｌａｘｙ　Ａｌｐｈａ」を発表した。中国メディアの環球網は１５日、「ｉＰｈｏｎｅに似せたデザインのＧａｌａｘｙ　Ａｌｐｈａで、サムスンは中国のスマートフォンメーカー小米科技（シャオミ）に立ち向かう」と伝えた。

　記事は、世界最大のスマートフォン市場である中国市場において、サムスンが小米科技にシェアを侵食されていることを紹介。さらに小米科技が７月にｉＰｈｏｎｅに似たデザインの旗艦モデル「Ｍｉ４」を発表していたことを挙げ、サムスンが小米科技に追随したとの見方を示した。

　続けて記事は、Ｇａｌａｘｙ　Ａｌｐｈａが４．７インチで１２８０Ｘ７２０　ピクセルのＨＤ　Ｓｕｐｅｒ　ＡＭＯＬＥＤ液晶ディスプレイを採用し、ＣＰＵには１．８ＧＨｚと１．３ＧＨｚのオクタコアプロセッサ「Ｅｘｙｎｏｓ　５４３０」を搭載しているほか、指紋認証機能を搭載しているハイスペックモデルであると紹介。一方で、金属製の筐体を採用したことでＭｉｃｒｏ　ＳＤは搭載されていないと伝えた。

　さらに、サムスンがスマートフォンに金属製の筐体を採用したことについて、「これまでのデザインとは明らかに変わった」と指摘。

　業界内からは「米アップル社のｉＰｈｏｎｅにそっくりとの指摘がある」と紹介するも、「サムスンにとってもっとも重要な課題は小米科技などの競合企業を相手に、如何にして販売台数と営業利益の減少を食い止めるかということだ」と論じた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（Ｃ）Ｋｏｂｂｙ　Ｄａｇａｎ／１２３ＲＦ．ＣＯＭ）