写真提供:マイナビニュース

写真拡大

象印マホービンは12日、圧力IH炊飯ジャー「極め炊き NP-WT10」を発表した。発売は7月21日で、希望小売価格は税別140,000円。内釜にはIHとの相性が良い南部鉄器を採用。内釜の底に施された凹凸加工により激しい熱対流が起き、ムラのない炊き上がりになる。

極め炊き NP-WT10は、南部鉄器製内釜の底にアルミ溶射をしたモデル。アルミ溶射加工の凹凸によって細かい泡が発生し、熱対流が活発化することで、炊きムラが抑えられる。従来機種でも内釜の内側に施していた「うまみプラスプラチナコート」に加え、今回新たにプラチナをコーティングした「プラチナコート内ぶた」を採用。プラチナナノ粒子と遠赤外線効果で、還元糖というごはんの甘み成分が従来機種に比べて65%アップした。

今回、ごはんの甘みを引き出す「熟成炊き」に新しく玄米メニューを追加。また、保温機能では設定温度を高くできる「高め保温」も搭載した。従来機種からある、高温を維持しておこげごはんを炊く「かまど極めメニュー」、昔ながらのおこげのおかゆが楽しめる「湯の子メニュー」も継承している。

極め炊き NP-WT10の下位モデルとして、「極め炊き NP-WB10」も発表。NP-WB10は、NP-WT10と同じ形状の内釜を採用している。内釜底部のアルミ加工、「プラチナコート内ぶた」、「熟成炊き」の玄米メニューの搭載もNP-WT10と同様だ。NP-WB10の希望小売価格は税別120,000円。

両モデルとも、サイズはW29.5×D36.5×H24cmで、炊飯容量は0.09〜1L(5.5合)。重量はNP-WT10が8.5kg、NP-WB10が8kg。カラーは、NP-WT10がプライムブラックのみ、NP-WB10がプライムホワイト、プライムブラウンの2色となっている。炊飯時消費電力は両モデル共通して1,360Wだ。