絶対に“寝坊”できない朝のために! 「ワザあり目覚ましアプリ」5種を試してみた
「春眠暁を覚えず」の季節。この時期、朝起きるのがつらい、という人も少なくないだろう。しかも春は新生活が始まるシーズンでもある。寝坊するわけにはいかない！
そこで目覚ましアプリの出番だ。種類も数も豊富な目覚ましアプリだが、ここではAndroidスマホ向けの5種類をピックアップ。実際に使って試してみた。詳細な設定ができるもの、大きな音が出せるもの、アラームを止めるためにアクションが必要なものなど、ユニークなアプリが勢ぞろい。
アプリをうまく活用して、遅刻知らずの新年度をスタートさせよう！
■音声認識にも対応の高機能アプリ 「アラーム時計ミレニアム」
アラーム時計ミレニアム
Millenium Apps
価格：0円
多機能さで人気の目覚ましアプリ。繰り返しやスヌーズの間隔設定といった基本的な機能はもちろん、徐々にボリュームを上げたり、アラーム中の画面の明るさを設定するといったことも可能。バイブの強さも自由自在だ。各種設定はプロファイルとして保存しておける。
アラームを止めるストップモードも豊富だ。単純なボタンのタップのほか、暗算、パズル、色を並べるビジュアルテストなどを用意。クリアしないとアラームが止まらないという仕組みで、操作しているうちに目が覚める。
音声認識に対応しているのも特徴の1つ。時間を口にすることで、アラームの時間設定が可能となる。
【実際の目覚め心地はいかに？】
ストップモードは「暗算」を選択。アラーム音を徐々に大きくする設定にしていたので、気持ちよく目覚めることができます。だが起き抜けの暗算は結構つらい。大きくなるアラームを気にしながらの暗算はかなり焦ります。気がついたら、すっかり目が覚めてました。
■ジェスチャーでコントロール 「ウェーブアラーム」
ウェーブアラーム
Augmented Minds
価格：0円
スタイリッシュなインターフェイスがかっこいい目覚ましアプリ。メイン画面には日にちや時間などのほか天気や温度も表示されるので、枕元に置いておくのにぴったりだ。スマホに搭載されているアラーム音のほか、オリジナルの音源も用意している。
何といっても特徴的なのは、ジェスチャーに対応していることだろう。スマホの上で手を振るだけで、アラームをサイレントに、またはスヌーズにすることができる。寝ぼけた状態でも操作しやすいし、なにより未来的なのがステキ！
なお有料のフルバージョンにすると、複数のアラームを設定できるようになるほか、カラーなどが変更できるようになる。
【実際の目覚め心地はいかに？】
実際に目覚ましとして使用してみました。オリジナルのアラーム音「スパニッシュギター」は、優しい感じで起きる時間を知らせてくれます。おもむろに、スマホの上で手を振ってスヌーズモードに切り替える。これは便利、もうちょっと寝てよう......。まずい、便利すぎて二度寝してしまいました！
■強烈なキャラが飛び回る 「目覚ましかーちゃん」
目覚ましかーちゃん
TACOTY JP adc
価格：0円
シンプルな操作性ながらもアラーム音量や振動の強さの設定、さらにはスヌーズの間隔といった基本的な機能はすべて網羅。アラーム数の制限はなく、複数の設定を保存できるのも便利だ。
目を引くのは、ユーザーを起こしてくれる「かーちゃん」の存在。カーちゃんというよりはオカン？ かーちゃんはメイン画面に登場するだけでなく、アラームが鳴っている間に所狭しと画面上を飛び回る！ そのかーちゃんを捕まえないと、鳴り止まないのだ。これがなかなか手ごわく、ついつい必死になり起きてしまう。
かーちゃんのタイプは、ファンキーな「アフロかーちゃん」とエレガントな「マダムかーちゃん」の2種類。自分の母親に似ている方を選べば、臨場感も増すというもの（？）。
【実際の目覚め心地はいかに？】
かーちゃんの移動速度は調整可能。ここは1つ、最速の設定で挑戦だ。ということで、目覚ましかーちゃんをセットして就寝。朝、アラームが鳴り響く中、かーちゃんが動き回る！ 眠いわ、かーちゃんが速いわでけっこう大変です！ おかげですっかり目が覚めました。
■Twitterに寝坊が送信されちゃう 「遅刻なう」
遅刻なう
ELECOM CO.,LTD.
価格：0円
SNSと連携するという、ユニークな目覚ましアプリ。あらかじめTwitterアカウントを設定しておくと、自分がなかなか起きられない状況が、全世界に発信されてしまうというわけだ。
もちろん、最初のアラームで起きれば問題はない。「起きたなう」というつぶやきがTwitterに投稿される。しかし1回目のスヌーズを使うと「2度寝なう」、さらに起きずに2回目のスヌーズを使うと「3度寝なう」という投稿がされてしまう。
目覚ましとしての機能は標準的で、Twitterに投稿されてしまうというプレッシャーで起きるという仕組みだ。従って同僚や友達、先輩などがフォローしているアカウントで利用するのがおすすめ。上司など寝坊がバレるとリアルに怒ってくるような人に見てもらえれば、効果は倍増だ！
【実際の目覚め心地はいかに？】
普段使っているTwitterアカウントを設定して試してみました。1回目のアラーム。おもむろにスヌーズを使う。ただ、そのあとのことはよく覚えていません。音量の設定を低めに設定していたのが災いしたのか、3回まで設定できるスヌーズを、すっかり使い果たしてしまったようで……。Twitterをみると「4度寝なう」の文字が！ アプリのせいというより、気持ちのもちようですね……。
■快眠と爽快な目覚めを実現！「熟睡アラームforポケットメディカ」
熟睡アラームforポケットメディカ
株式会社C2
価格：0円
スッキリと目覚めるためには、質の高い眠りが必要。この熟睡アラームは単なる目覚ましではなく、快眠生活を実現するためのさまざまな機能を搭載した、ハイテクアプリだ。
まず寝るときには、深い睡眠に導く「熟睡サウンド」を用意。波の音からヒーリングミュージック、そしてクラシックの曲など全30曲から選択できる。眠るときは、スマホを枕元に置いておこう。すると加速度センサーなどを使って、睡眠状態を記録してくれる。そして朝。眠りの深さをアプリが判断し、浅い眠りのタイミングでアラームを鳴らしてくれる。従ってスッキリと起きられるわけだ。
睡眠時間や睡眠評価は「睡眠レポート」として記録することが可能。毎日使うことで、睡眠の傾向やサイクルなどを把握でき、よりよい睡眠ライフを実現可能だ。なかなか起きられない、よく眠れないという人は、一度試してみる価値があるだろう。
【実際の目覚め心地はいかに？】
枕元にセットして「おやすみ」ボタンをタップ。すると熟睡サウンドが流れ出す。選んだのは「Waves of Hawaii」。これは気持ちいい！ でもハワイなんて行ったことがないなあ、とか考えているうちに眠りについていました。朝は、確かにスッキリと起きられたと感じました。しばらく使ってみて、睡眠記録をチェックしてみようっと。
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