星名利華 溝口恵との共演に「安心感がすごくありました！」

5月18日、映画「ソラから来た転校生」の初日舞台あいさつが行われ、女優の星名利華・溝口恵、俳優の桑野晃輔・西島顕人・菅登未男、そして近藤勇一監督が登壇した。

本作はソラ(空)に住んでいた天使が、地上で行方不明になった天使を探すためにソラ(空)から舞い降り、地上でであった女子高生とであったことで、友情と恋を知る物語。

劇場で公開された今の気持ちを聞かれ、星名利華さんは「今日、『ソラから来た転校生』のポスターを見て、ようやく劇場で公開されるんだなと思って、本当に本当にすごく嬉しく思いました。皆さんで作った私にとってすごく大切な作品なのでいろんな方に楽しんでいただけたらなと思います。」とコメント。

瀬田レイカを演じたことについて、星名利華さんは「人間に興味が無い時のレイカでも内にある心はすごく素直で純粋な女の子なので、その部分は変化しても変わらず、冷たいレイカ(のシーン)の時も内には自分の中ですごく意識して取り組みました。最初はクールなレイカなんですけど、私全然中身がクールじゃないので、そこは監督さんと相談して演じました。」と語っていた。

台本を読んだ時について溝口恵さんは「天使が題材みたいなことはマネージャーさんから聞いていたんですけど、本当に天使なんだなと思って、どうやって天使を表現するんだろうと思ってたんですけど、台本を読んでいたら案外面白いなと思いました。」とコメント。

星名利華さんは溝口恵さんとこの作品で共演したことについて「いつも仕事でしか会わないので、一緒にお芝居することができて嬉しかったというのもありますし、恵ちゃんがいることで安心感がすごくありました。」と溝口恵さんとの共演が嬉しかった様子。

また、大勢の女性キャストの中で共演したことについて、桑野晃輔さんは「控室が男子校かと思いました。」と明かすと、星名利華さんは「(控室では)学校の話が本当に若くて、(中学生キャストの)話す話題が可愛くて可愛くて仕方なかったです。」とエピソードを語っていた。

菅登未男さんの印象について、星名利華さんは「本当にいらっしゃるだけで和んだし、本当のおじいちゃんみたいな感じでした。EXILEさんの踊りが途中アドリブで始まりましてあそこは本当に面白かったですね。」とEXILEの踊りはアドリブだったことを明かす。

お気に入りのシーンを質問されると、星名利華さんは「お気に入りのシーンはプールのシーンなんですけど、私のイメージは青春＝水で、水に浸かって2人で遊ぶ＝青春に浸かるということで、私、中学・高校とプールが無くて、プール自体もすごく新鮮で夜のプールってなかなか入れないじゃないですか。撮影しててもすごく楽しかったです。それにプールのシーンがラストに撮影したものだったのでその上でも思い入れがあります。でもちょっと怖かったです。」と夜のプールのシーンは実は怖かったことを明かしていた。

そして、溝口恵さんのお気に入りのシーンは「橋の上での利華とのシーンが青春ぽくて、いいなぁと思って。そのあとに『バーカ バーカ』と言うシーンはあれ本気で言ってたんですよ。面白くてどんどん本気になっちゃってずっと連呼してて言い過ぎてすみませんでした。」と、言い過ぎたことをスタッフに謝罪していた。

最後に星名利華さんは「この映画を観てちょっとでも温かい気持ちになっていただけたり、ホッとしてくれたら嬉しいなと思います。」、溝口恵さんは「今日この日をすごい心待ちにしてたので、いざ公開となるとプレッシャーも大きかったんですけど、めっちゃ嬉しいです。何回も何回もリピートして観ていただければ嬉しいです。」と語っていた。

映画「ソラから来た転校生」は5月１８日(土)より、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。

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